不眠症(睡眠障害)の症例

不眠症の症例①

【患者】

20代 男性

 

【来院日】

2017年 7月

 

【症状】

学生時代から夜更かしが多く、睡眠時間もあまりとらず携帯やゲームをよくしていた。

その影響か視力もどんどん悪くなり、学校の授業でよく眠ってしまうことが多く、成績もどんどん下がっていった。

そのような生活を繰り返しているうちに身体には疲労がたまっていく一方で肩こりや腰痛も感じていなかったが感じるようになっている。

寝入るのも1時間以上かかり、睡眠に入ったとしても1,2時間で目が覚めたりや物音などしたときに目が覚めてしまう。

 

【治療内容と経過】

初診時、長年かけて身体に負担をかけ睡眠と関係する自律神経が過敏に反応しており、活動するときに働く神経と、休む時に働く神経伝達に問題があり、その影響で不眠症になっているのではないかと考えた。

自律神経は身体の中心である背骨を通って身体のいたるところに伝達しており、自律神経が障害されてしまうと身体に症状として現れ、今回のように不眠症になってしまうのだ。

背骨が気になったので、背骨の検査を行うと第2頸椎、第4,5腰椎間にゆがみが生じており、そのゆがみの影響で左右僧帽筋、右肩甲挙筋、左右腓腹筋に反応があるのでそのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、背骨の検査をもう一度行うと第2頸椎、第4,5腰椎間のゆがみは改善され、左右僧帽筋、右肩甲挙筋、左右腓腹筋の反応も改善され、身体を良い状態にすることができた。

しかし、まだ身体は元のゆがんだ状態に戻りやすく、今までの日常生活をおくっていると戻ってしまう可能性があるため、自分でできるアフターケアや、日常生活での姿勢を気を付けそれを維持できるように行っていくよう指示をし次回まで様子を見ていく。

2診目、前回の施術が終わり、身体の調子に何か変わりがないか伺ったところ、施術後からすごく眠く、自宅に帰って私用を済ませてからすぐ眠りにつけることができ、それが2~3日できた。

このように身体に良い反応として出ているので、背骨の調整を続けて行っていく。

もう一度背骨の検査を行うと第2頸椎にゆがみが生じており、右僧帽筋、左腓腹筋に反応があったため、そのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

前回改善されたゆがみと反応だが、姿勢の維持やケアができていないとこのようにまた元のゆがんだ状態に戻ってしまいゆがみや反応として現れるのである。

施術後、第2頸椎のゆがみは改善され、右僧帽筋と左腓腹筋の反応も改善され、身体を良い状態にできることができた。

前回と同じようにならないよう、もう一度しっかりとアフターケアと日常生活での姿勢を気を付けるように指導を行い、適度に運動やストレッチも行うように指導した。

3診目、2診目が終わり、身体の調子を伺ったところ、初診の施術が終わった時よりもはるかに眠れるようになり身体もすごく軽くなり肩こりや腰痛でも悩んでいたが最近はその悩みも薄くなり感じなくなってきている。

身体も良い状態を保てるようになってきているのでもう一度背骨の検査を行い、施術が終わり、良い状態を保てる身体を維持できそうだったら今後の施術方法を患者さんと相談し続けていく。

背骨の検査をすると、特にゆがんだところはみられず、右僧帽筋の反応があったのでこの反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、右僧帽筋の反応は改善され、身体は特にゆがんだところもなく良い状態の身体で、しっかり維持できる身体になっているのでこれで一度、施術を終了とし良い状態の体を保っていけるように月2回のペースで身体のメンテナンスとして施術を続けて行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり、腰痛

 

【施術方法

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導・運動指導

 

 

 

 

 

不眠症の症例②

【患者】

30代 男性

 

【来院日】

2017年 10月

 

【症状】

当時は日勤の仕事をしていたが最近転職をし、夜勤も働くようになった。

生活リズムも崩れ、食生活もバランスの取れない食事ばかり行っている。

その影響で身体に疲れがたまりやすくなり疲れが取れにくく、寝ようとしたときに眠れないことがたたある。

睡眠もしっかりとれず、疲労がたまってきているので肩や腰の痛みも出てきており、身体がボロボロになってきている。

よくスマホを触ることが多く、触っているとき自分では気づかないが周りからはよく猫背と言われる。

 

【治療内容と経過】

初診時、問診をしているときから気になっていたのがすごく姿勢が悪く、特に気になったのが首が曲がっており背骨も丸まっているところが気になり、本人は日常生活のリズムが崩れたことが原因だと思っていたが、もしかすると根本は背骨からきているのではないかと考え背骨を検査することにした。

背骨を検査すると、第2頸椎が右にゆがんでおり、第5頸椎、第4,5腰椎間にもゆがみが見られた。

そのゆがみの影響で左右僧帽筋や右肩甲挙筋、左右腓腹筋に、それ以上悪い方向にゆがまないようにと働いており筋肉の緊張がみられ、抑えたときに痛みとして反応しているので、このゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第5頸椎、第4,5腰椎間のゆがみは改善され、左僧帽筋、左右腓腹筋の反応は改善されたが、ゆがみの強かった第2頸椎がまだ残っている状態で、右僧帽筋と右肩甲挙筋の反応もまだ少し残っている。

このゆがみが今以上にゆがんでしまわないように、自分でできるアフターケアや、日常生活での姿勢を十分に気を付けるようにしっかりと指導を行い次回も同じように背骨の検査をし、背骨の調整を行っていく。

2診目、前回の施術が終わり、身体の調子に変わりはないかと尋ねると、前回の施術が終わってから自宅に帰るとすぐに眠気がきて、少し仮眠をとって起きると、ものすごく身体が軽くなっておりすごく驚いた。

それから2日ほどしっかり眠れたが、また寝つきが悪くなってきている。

前回の施術後にしっかりと身体に良い反応が出ているので、背骨の調整を続けて行っていく。

背骨を検査したところ前回残っていた第2頸椎のゆがみ、右僧帽筋、右肩甲挙筋の反応を見られ、第5頸椎にもゆがみが見られたので、今回はこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

前回整った背骨がもう一度ゆがんでしまっているのは、日常生活での姿勢が悪かったり、ケアが十分にできていなかったときに元のゆがんだ状態に戻りやすいので、施術が終了したらその時にもう一度しっかり行うように指導をしていく。

施術後、第2頸椎、第5頸椎のゆがみは改善され、右僧帽筋、右肩甲挙筋の反応も改善され、身体は良い状態にすることができた。

しかし、身体は良い状態になったがまだ元のゆがんだ状態に戻りやすいため、もう一度しっかりと自分でできるアフターケアや、日常生活での姿勢を気を付けるように指導を行った。

3診目、2診目が終わり身体の調子を伺ったところ、前回よりもさらに寝やすくなってきており、昼と夜の交代制でも熟睡ができるようになってきている。

肩こりや腰痛もましになってきており身体が前と比べるとすごく動かしやすくなっている。

身体に十分に良い反応が出ているのでもう一度背骨がゆがんでいないかどうか検査をし施術を行っていく。

背骨の検査を行うと第2頸椎に少しのゆがみが生じており、右肩甲挙筋に反応が見られたので、今回はこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第2頸椎のゆがみは改善され、右肩甲挙筋の反応も改善され、身体は良い状態になり、良い状態の身体を保てるようになってきている。

次回もう一度身体を見たとき良い状態を維持できているなら治療内容を変えて、今後どのようにしていったらよいか、患者さんと相談し決めていく。

4診目、前回の施術が終わり、身体の調子を伺うと食事も気を付けており、身体もしっかりと良い状態になりしっかりと眠れるようになっている。

前回と同じように背骨の検査をすると特にゆがんだところはみられず、右僧帽筋に反応があったのでこの反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、右僧帽筋の反応はなくなり、身体は良い状態にすることができ、良い状態を保てるようになっているので、これで一度施術を終了とし、元のゆがんだ状態に戻らないよう月1回のペースで身体のメンテナンスとして施術を続けて行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり、腰痛

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導

 

 

 

 

 

不眠症の症例③

【患者】

20代 男性

 

【来院日】

2017年 12月

 

【症状】

最近仕事が忙しく帰宅時間が遅くなる時があり、日はまたがないが帰宅している。

帰宅してから私用を済ませ、すぐ寝ればいいのだがついつい自分の趣味に時間を使ってしまうため眠る時間が少なくなってしまう。

そのような生活を続けていたため、それが癖になり生活リズムが崩れ不眠症となってしまった。

不眠症になってからは睡眠時間がバラバラになり、睡眠に入ってから2時間ほどで目が覚めたりするときもあれば、眠りに入るまで1時間ほど時間がかかるときもある。

眠れない日が長く続いているので身体の疲れは取れず、身体に不調が出てき始め首こりや肩こり、頭痛も出てきている。

 

【治療内容と経過】

初診時、不眠症の原因となっている身体の不調を見つけるため問診や触診などを行ったところ、自律神経に問題が生じており、その影響で不眠症やほかの症状が出ているのではないかと推測した。

自律神経は背骨と関係しているので、背骨に何か問題がないかどうかを検査したところ、背骨がゆがんでおり不眠症の原因は自律神経が関係する背骨のゆがみだと判明した。

その背骨をさらに深く調べると第2頸椎、第5頸椎、第8胸椎、第4,5腰椎間にゆがみが生じており、そのゆがみの影響で左右僧帽筋、左肩甲挙筋、左右腓腹筋の反応が見られたので、このゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第5頸椎、第8胸椎、第4,5腰椎間のゆがみは改善され、左右僧帽筋、左右腓腹筋の反応は改善されたが、ゆがみや反応の強かった第2頸椎のゆがみと左肩甲挙筋の反応はまだ少し残ったので、改善したところをまた元のゆがんだ状態に戻ってしまわないようにしっかりとアフターケアや姿勢の維持をするように指導を行い、しっかりと決まった時間に電気を消して目を瞑るように指導を行った。

次回にもう一度背骨の検査を行い、ゆがみや反応がひどくなっていないかどうか検査してから施術を続けて行っていく。

2診目、前回の施術が終わってから身体の調子を伺うと、施術が終わって帰宅し使用を済ませると、急に眠気が来たので眠ると、4時間ほど眠れるようになっており、次の日も少しづつだが眠れるようになっている。

身体に良い反応が出ているので、もう一度しっかり背骨の検査を行いゆがみや反応を改善していく。

背骨の検査を行ったところ、第2頸椎、第5頸椎にゆがみが生じており、反応として、右僧帽筋、左肩甲挙筋に反応が見られたので、今回はこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第2頸椎、第5頸椎のゆがみは改善され、右僧帽筋、左肩甲挙筋の反応も改善され、身体は良い状態にすることができた。

しかし、前回改善されたゆがみや反応が出ているので、もう一度しっかりと姿勢の維持やケアをするように指導を行った。

3診目、2診目が終わってから身体の調子を伺うと、前回よりはるかに眠れるようになり途中で目が覚めにくくなっており、首こりなどの症状も軽減してきている。

また背骨がゆがんでいないかどうか検査し続けて背骨の検査を行い施術を行っていく。

背骨の検査をすると第2頸椎がゆがんでおり、そのゆがみの影響で右僧帽筋に反応があったのでこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第2頸椎のゆがみ、右僧帽筋の反応は改善され身体は良い状態になり、良い状態の体を保てるようになっているので、一度これで施術を終了とし、元のゆがんだ身体に戻ってしまわないように月2回のペースで身体のメンテナンスとして施術を続けて行っていく。

 

【同時に治療した症状】

首こり、肩こり、頭痛

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導

 

 

 

 

 

不眠症の症例④

【患者】

30代 女性

 

【来院日】

2018年 1月

 

【症状】

10年ほど前から寝付いても途中で目が覚め眠れなくなったり、睡眠に入るまでに時間はかかるが睡眠に入ったとしても、すぐに目が覚めてしまうようになった。

働き始めて責任感を感じるようになり、上司からのプレッシャーでストレスがたまるようになってしまいそれが引き金となって夜もなかなか眠れない生活が続いてしまっていた。

そのせいで何度も睡眠に入っても途中で目が覚め、気づいた時には眠れないようになり不眠症になってしまっていた。

病院に行き診察を受けるが不眠症と言われ、睡眠薬を処方してもらったことはあるが、その時は良くても飲み終わってしまうとまた眠れないような生活を続けてきた。

その影響で身体にも肩こりや頭痛、腰痛などの症状も現れるようになり始めた。

 

【治療内容と経過】

初診時、問診などから今までの生活や職場でのことを聞くと、ストレスなどが原因で自律神経が障害され睡眠できないようになっているのではないかと考えた。

座っているときの姿勢を見ても、肩は内に向き背中も前傾姿勢になっておりいわゆる猫背状態、その姿勢が原因で自律神経がさらに障害されて不眠症になっているのではないかと思い、背骨の検査を行うことにした。

背骨の検査をすると、第2頸椎、第5頸椎、第8胸椎、第4,5腰椎間にゆがみが生じており、そのゆがみの影響で、左右僧帽筋、左右肩甲挙筋、左右腓腹筋、右前脛骨筋に反応があったので、このゆがみや反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第2頸椎、第8胸椎、第4,5腰椎間のゆがみは改善され、左右僧帽筋、左肩甲挙筋、左腓腹筋、右前脛骨筋の反応は改善されたがゆがみが強かった第5頸椎や反応の強かった右肩甲挙筋、右腓腹筋の反応が残ってしまった。

ほかのところが整っているので今回は残ったゆがみや反応をそのままにし、ゆがみや反応が改善されたところがまた元のゆがんだ状態に戻ってしまわないようにアフターケアや日常生活などでの姿勢を気を付けるように指導を行い、次回まで様子を見ていただくようにした。

2診目、前回の施術が終わってから身体に何か変化がないかと伺ったところ、施術が終わって家に帰ると眠くなったので、すぐに私用を済ませて布団に入ると気づいたら朝だったのでびっくりした。

その時の朝は久しぶりに気持ちよく寝れ睡眠時間もしっかりとれていたので身体もすごく軽く、次の日もしっかり眠れあさも起きれるようになった。

このようにしっかりと身体に良い反応が出ているので、続けて背骨を検査し施術を行っていく。

背骨の検査をすると、前回残っていたゆがみや反応はもちろん、第2頸椎、第5頸椎のゆがみ、右僧帽筋、右肩甲挙筋、右腓腹筋に反応があるので、このゆがみや反応を改善していくように施術を行っていく。

一度改善されたところも姿勢の維持ができていなかったり、ケアが十分にできていないとこのようにゆがみと反応として戻ることがある。

施術後、第2頸椎、第5頸椎のゆがみは改善され、右僧帽筋、右肩甲挙筋、右腓腹筋の反応は改善され、身体を良い状態の体にすることができた。

しかし、前回のように姿勢の維持やケアが十分にできていないとまた元のゆがんだ状態になってしまうのでそうなってしまわないよう、しっかりとアフターケア、姿勢の維持をしっかりと行うようにもう一度指導を行った。

3診目、2診目の施術が終わり、身体の様子を伺うと、最近身体にたまっていた疲れがたまりにくくなり眠れるときに眠れるようになってきており、肩こりや頭痛、腰痛も気になっていたが最近は気にならなくなってきている。

身体もだんだんと良い状態に近づいてきているので続けて背骨の調整をしていく。

背骨の検査をすると、第2頸椎のゆがみが見られ、右僧帽筋に反応があったのでこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後には第2頸椎のゆがみ、右僧帽筋の反応は改善され、身体は良い状態になり良い状態を保てる身体にすることができので、これで一度施術を終了とし、身体が元の体に戻ってしまわないように月2回のペースで身体のメンテナンスとして施術を行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり、頭痛、腰痛

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導

 

 

 

 

 

不眠症の症例⑤

【患者】

10代 男性

 

【来院日】

2018年 1月

 

【症状】

テスト期間が始まると夜遅くまで勉強することが多く、時間が経つにつれて姿勢もだんだんとうつむくようになり首や肩がこり始めていた。

ある日、勉強を終えて眠ろうとした際になかなか睡眠に入れず気づけば1時間以上も睡眠に入らずにぼーっとする時間が増えだした。

そのような生活をしているうちに不眠症となり、寝ようとしてもなかなか眠れず、寝てもすぐに起きてしまうような生活になってしまった。

不眠症となってからよく頭痛が起こるようになったり、身体の疲れがなかなか取れなくなってきている。

 

【治療内容と経過】

初診時、問診などから話を聞くと、急に眠れないようになり頭痛が起こりだしたとのこと。

頭痛になりだしてから痛み止めの薬も飲むようになっている。

普段から姿勢もあまりよくなく、勉強に集中していてからしんどくなったので、背骨がゆがんで症状が出てきたのではないかと考えた。

その根源である背骨を詳しく検査したところ、第2頸椎と第5頸椎がゆがんでおり、そのゆがみの影響で左右僧帽筋、左右腓腹筋に反応があったので、このゆがみや反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第2頸椎と第5頸椎のゆがみは改善され、ゆがみによって出ていた左右僧帽筋、左右腓腹筋の反応も改善された。

しかし、まだ身体は元のゆがんだ状態の身体に戻ってしまいやすいので、そうならないようにアフターケアをするように指導を行い、姿勢を変えその姿勢を維持できるようにも指導を行った。

2診目、前回の施術が終わり、身体の調子を伺うと前回の施術が終わって帰ると眠たくなったので少し仮眠をとったのだが、起きると身体がものすごく軽くなっており、仮眠をとっていたのにもかかわらず、夜にしっかりと眠ることができた。

このように良い反応として身体に出てきているので、続けて背骨の調整を行っていく。

もう一度背骨の検査を行うと、第2頸椎が少しゆがんでおり、右僧帽筋、左腓腹筋に反応があったので今回はこのゆがみと反応を改善いていくように施術を行っていく。

施術後、第2頸椎のゆがみ、右僧帽筋、左腓腹筋の反応は改善され身体を良い状態に持っていくことができたが、まだ身体はゆがみやすい状態なので、ゆがんでしまわないようにもう一度アフターケアと姿勢の維持、適度な運動をしっかり行うように指導を行った。

3診目、2診目が終わり身体の調子を伺うと、最近普通に眠れるようになり身体に疲れがたまりにくくなりすごく快適に生活をおくれている。

前回身体を良い状態に身体にすることができその状態を維持できるようになってきている。

もう一度背骨のゆがみがないかどうか検査したところ、特に目立ったゆがみはなく、右僧帽筋、右肩甲挙筋に少しの反応があったので、この反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後には右僧帽筋と、右肩甲挙筋の反応は改善され身体を良い状態の身体にでき、良い状態の体を維持できるようになっているので、これで一度施術を終了とし身体が元のゆがんだ状態に戻ってしまわないよう月1回のペースで身体のメンテナンスとして施術を行っていく。

 

【同時に治療した症状】

頭痛

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導・運動指導

 

 

 

 

 

不眠症の症例⑥

【患者】

10代 女性

 

【来院日】

2018年 3月

 

【症状】

1年ほど前からよくスマホを触るようになり、寝ないといけない時間まで触ってることが多く、遅くまで起きてることが多かった。

そのため学校の授業で眠くなり、よく居眠りをするようになった。

そうした生活を続けているうちに気が付けば寝ないといけない時間になっても眠れないようになり、睡眠時間も少なくなって身体に疲れをためやすくなった。

その影響で最近首や肩がよくこるようになりホルモンバランスも崩れてきている。

 

【治療内容と経過】

初診時、問診などから身体の状況を知り、不眠症となっている原因を調べたところ生活リズムや日常生活での姿勢が悪く、背骨がゆがんでしまいその背骨の中を通っている神経や血管がゆがみによって圧迫され、自律神経が過敏に反応しているから寝たいときに寝れず、学校の授業などで眠ってしまうのである。

そのゆがみを改善していくように背骨を入念に検査したところ第2頸椎、第8胸椎、第4,5腰椎間のゆがみが生じており、そのゆがみの影響で左右僧帽筋、右肩甲挙筋、左右腓腹筋に反応が出ていたので、このゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、ゆがみのあった第2頸椎、第8胸椎、第4,5腰椎間のゆがみは改善し、左右僧帽筋、右肩甲挙筋、左右腓腹筋の反応も改善され、身体を良い状態の身体にすることができた。

しかし、まだ身体は元のゆがんだ状態に戻りやすく、ゆがんでしまわないように自分でできるアフターケアや、日常生活での姿勢を気を付けるように指導を行い次回も続けてゆがんでいないかどうか検査し施術を行っていく。

2診目、前回の施術が終わってから身体の調子を伺うと、前回の施術後から自宅に帰るとすごく眠たくなってきたので、ごはんやお風呂を済ませるとすぐに睡眠に入ることができ、朝起きたときに久しぶりに身体が軽くすっきりできた。

身体に良い反応が出ているので続けて背骨の調整を行っていく。

背骨を検査したところ、前回改善された第2頸椎にゆがみが生じており、そのゆがみの影響で右僧帽筋、右肩甲挙筋の反応が見られたのでこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

このように良い状態にできたが日常生活での姿勢の維持やケアができていないとこのようにまた元のゆがんだ状態に戻ってしまうのである。

施術後、第2頸椎のゆがみは改善され、右僧帽筋、右肩甲挙筋の反応も改善され、身体を良い状態の体にすることができた。

今回はまた身体が元のゆがんだ状態に戻らないようにもう一度姿勢の維持やアフターケア、適度な運動をしっかり行うようにもう一度指導を行った。

3診目、2診目が終わり身体の調子を伺うと、最近まで夜遅くまでスマホを触っていたが触る時間も短く、スマホを触る前に眠くなり眠るので、学校の授業もしっかり聞くことができ成績も向上している。

良い反応がしっかりと出てきているのでもう一度背骨のゆがみや身体に反応が出ていないかどうか検査をし施術を行っていく。

背骨を検査すると、特にゆがんだところはみられず、右僧帽筋に少しの反応があったので、この反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、右僧帽筋の反応は改善され、身体は良い状態になり、良い状態の体を保てるようになっているので、これで一度施術を終了とし、良い状態の身体を保てるように月に1回のペースで身体のメンテナンスとして施術を行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり、首こり

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導・運動指導

 

 

 

 

 

不眠症の症例⑦

【患者】

40代 男性

 

【来院日】

2018年 6月

 

【症状】

2年前に職場での役職が上がり、管理職になった。

その頃から、自分のこと以外に部下のことも考えなければならなくなり、強い責任感を感じていた。

そして気が休まらず、休日でも仕事のことを考えてしまうようになり突然夜の寝つきが悪くなり、2時間おきくらいに目が覚めてしまう。

不眠の症状がひどくなり、心療内科を受診し薬を処方されたので服用したが改善はみられなかった。

仕事もデスクワークがほとんどで、1日中パソコン業務をしていることが多く、集中すると長時間画面を見続けてしまう。疲れがたまってくると頭痛が起こってしまう。

姿勢が良くない自覚はあるが、その姿勢に慣れてしまっている。

 

 

【治療内容と経過】

初診時の問診で、仕事での責任感からの重圧によりストレスが増加したことがわかった。

このストレスが原因で自律神経が乱れ、交感神経(日中など活発な時に働く神経)がずっと働いている状態になり、不眠の症状が出ていると考える。

姿勢の悪さから、背骨にゆがみがあると疑い検査を行ったところ、第2頚椎、僧帽筋の右側と第8胸椎の圧痛が著名であった。下肢の腓腹筋の両側の筋緊張はあるが、圧痛など自覚症状なし。

このゆがみと反応を改善するよう施術を行なった。

施術後に施術前と同様の検査を行なった結果、第2頚椎の圧痛は少し残存するがかなり軽減され、僧帽筋と第8胸椎部の圧痛は消失、下肢の腓腹筋の筋緊張も低下した。

また、施術の途中から身体が温かくなったとの自覚反応もあった。

しかし、まだ身体は元のゆがんだ状態に戻りやすく、ゆがんでしまわないように自分でできるアフターケアや、日常生活での姿勢を気を付けるように指導を行い次回も続けてゆがんでいないかどうか検査し施術を行っていく。

2診目は期間を空けずに翌日に来院をしてもらった。

前日の施術後に身体に何か変化がなかったのか伺うと、いつもより入眠は早かったが2時間くらいで目が覚めた。

入眠に変化があったので、前日と同じよう検査を行なった。

第2頚椎の歪みは前日より低下しているが、右側に圧痛があった。僧帽筋の右側、第8胸椎の圧痛もあるが前日より低下。

両腓腹筋部の圧痛はないが、術者の触診では筋緊張が残存している。

施術後、同様の検査を行なった結果、第2頚椎や僧帽筋、第8胸椎の圧痛もなくなった。

腓腹筋の検査を行なったところ、今まで筋緊張があったのに痛みを感じていなかったのが痛みを感じるまでに変化した。

本来、痛みを感じるであろう刺激を与えても特に何も感じない場合は、神経が鈍感になっている場合が多い。

痛みを感じるようになったということは、神経の伝達が正常に戻ろうとしている反応である。

このまま身体の経過を見ながら施術を続けて行っていく。

3診目、今回も前回と同じように期間を開けずに来院していただいた。

前回の施術後には眠れるようにはなってきたがまだ少しすっきり感が得られない。

しかし、初めと比べるとしっかりと眠れるようにはなってきているので検査を続けこのまま施術を行っていく。

 

【同時に治療した症状】

首・肩の筋緊張、頭痛

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導

 

 

 

 

 

不眠症の症例⑧

【患者】

20代 女性

 

【来院日】

2018年 9月

 

【症状】

数か月前から、職場の上司からの態度が自分にだけきつくなり、毎日のように怒られるようになった。なぜだか理由もわからず、心身ともに疲れてしまった。

この頃から、会社に行くのも嫌になり、仕事のことを考えるとだんだんと眠れなくなった。

次第に、通勤の電車の中でもめまいや吐き気が起こり、休職するにまで体調を崩してしまった。

病院へ行き薬を処方され服用するも、改善が見られなかった。

 

【治療内容と経過】

初診時の問診で、全くリラックスできず常に身体が緊張している状態だということが分かった。

 

 

【同時に治療した症状】

 

【施術方法】