「神経質性不眠症」は、明白な原因のないまま眠れなくなってしまう睡眠障害です。
●非器質性睡眠障害、
●精神生理性睡眠障害
とも呼ばれます。
夜眠ろうとしても眠ることができない「睡眠障害」は、騒音などの周囲の環境、コーヒーやお茶などのカフェイン類、覚醒性のある薬剤、うつ病や神経症などの精神的障害、体調や疾患などの身体的障害等が原因となって引き起こされます。
しかし、「神経性不眠症」では、こうした明白な原因が見当たらないのに夜眠ろうとしても眠ることができなくなってしまいます。
こうした「神経性不眠症」を引き起こす原因は明白ではなく、精神的要素が関与しているのではないかと考えられていて、「よく眠らなければ」、「たっぷり眠らなければ」という意識が強すぎるため、それがかえって重みになって眠ることができなくなってしまいます。
とくに健康に気を使って、理想的な眠りにこだわりを持つ完璧主義な人は眠れないことに対する不安が強く、「神経性不眠症」になりやすい傾向があります。
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