睡眠の質を向上させる習慣とは?
睡眠の質を上げるために、心身の緊張を解きリラックスできる環境作りが大切になります。
寝る直前まで仕事やトレーニングを行っていると、「交感神経」が優位となり、寝付きが悪くなってしまいます。
自分の今までの生活習慣を変えることは簡単ではありませんが
まずは、自分が取り入れやすいことから気軽に始めてみましょう。
- 1.ぬるめの入浴でリラックス
お仕事で帰りが遅くなったときや、疲れているときはついついシャワーだけになりがちですが、体をじっくり温めることで、緊張をほどきリラックスさせる効果を期待できます。38度ほどのぬるめのお湯に5~30分つかってみましょう。
- 2.朝食を抜かずに3食きっちり食べましょう
朝食は、私たちの体を目覚めさせると同時に、日中動くためのエネルギーとなります。
夕食のメニューを「タンパク質」中心にすることで、食べた「タンパク質」が体の修復材料や良質な睡眠に不可欠な「「セロトニン」の材料となります。
セロトニンの材料となる「トリプトファン」は、体内では作ることができず、食物から摂ることが必要な必須アミノ酸です。トリプトファンを摂取すると脳内でセロトニンに分解されます。
肉や魚、卵や乳製品など必須アミノ酸を多く含む良質なタンパク質を積極的に摂取しましょう。
- 3.眠気を促すのは温かい飲み物
温かい飲み物は、内臓から体温上昇を促します。体温が下がり始めるときに自然な眠気がおきるので、睡眠前のリズムをつくるのにおすすめです。
安眠効果を高めるために「ノンカフェイン」のものを選びましょう。
- 4.自分の体型に合った寝具選び
就寝中の発汗、温度変化に対応できるよう吸湿性・放湿性の良いものに加え、体型に合ったものを選びましょう。体のS字カーブ(後頭部~首・胸、胸~腰)がバランスよく支えられるものが快眠につながります。
- 5.室温や光を調節
室温や湿度を季節に応じて調整しましょう。暑すぎたり寒すぎたりして体温調節がうまくいかないときは寝つきが悪くなることが多くあります。
また、部屋の明るさは不安にならない程度に暗くしましょう。
朝の光とのコントラストがあるほど覚醒しやすくなります。
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とも鍼灸治療院でございます。