頭痛と自律神経失調症

jiritusinnkei11

頭痛とは?

頭痛とは文字通り頭部に痛みを感じること。

 

熱があるわけでもないのに頭痛がする。

 

このように様々なタイプの痛みを含んだ幅の広い症状です。

 

頻繁に頭が痛くなる、頭の片方が痛む、という方は自律神経失調症から来る頭痛も疑ってみてもいいかもしれません。

 

頭痛の種類には、片頭痛・群発性頭痛・緊張性頭痛の代表的な3種類があります。

 

  • 片頭痛とは

頭の左側、右側などの一部にずきずきとした拍動性の痛みを感じる頭痛で、脳血管障害により起こることもあります。

そういった場合には、視覚にも異常が出ることがあります。

 

  • 群発性頭痛とは

ある一定の期間、一日に数回、非常に激しい頭痛が起こる頭痛の事です。

片方の目の周りに激しい痛みを伴い、睡眠中でも起きてしまうほどの症状です。

 

  • 緊張性頭痛とは

おそらく多くの方が経験した事のある頭痛です。

後頭部に締め付けられるような痛みや、こめかみ部分や頭の前に痛みが発生したりします。

 

頭痛を感じたら

頭痛薬など炎症を抑える薬などは有効でしょう。

 

ただし、頭痛薬でおさまらないほどの頭痛がある方や、頭痛が頻繁に起こるという方は、自律神経失調症をはじめ、何らかの疾患があることが考えらます。

 

なので一度病院に行かれて検査することをお勧めします。

 

慢性的な頭痛の場合では、自律神経失調症であることが多いですが、稀に脳の病気であったり、別の疾患が原因となって頭痛が起きている場合がありますから、やはり検査は重要だといえます。

 

その結果、自律神経失調症と結果が出た場合に、自律神経失調症に対する処置が行われます。

 

 

頭痛の起こる原因と改善法

自律神経失調症から頭痛が起こるのには、様々な要因が関わっています。

 

血行不良もそうですが、自律神経失調症から来る不眠症でも、睡眠不足のため頭痛が起こりやすくなってしまいます。

 

応急処置のような対応としては、頭痛薬が一番に考えられます。

 

頭痛が強いときは、仕事や学校など行ったりすることが非常に難しくなってしまいますが、頭痛薬が効く程度であれば、頭痛薬を飲んで日常生活を何とか過ごされている方も多くいらっしゃいます。

 

しかし、これでは根本的な解決はしていません。

 

頭痛薬を飲み続けているとだんだんと効き目も悪くなって最後には薬を飲んでも症状がましにならなくなってしまいます。

 

ですので、薬には頼らず体の根本となっている症状を取り除くことが大事です。

 

先ほどから自律神経失調症の説明を入れていますが、自律神経失調症から来る頭痛は自律神経失調症への対処が必要となります。

 

特に、緊張性頭痛の場合は、心と体の両方の緊張が頭痛の原因となっているため、副交感神経を優位に働かせ心身ともに落ち着くことが重要となってきます。

 

また自律神経失調症の基本ではありますが、規則正しい生活、適度な食事、適度な運動をすることで血行不良も改善していきますので、気長に対処を行っていきましょう。

 

ここで例え話になるのですが、

家を建てる時には時間がかかりますよね?

しかし家を潰すときは一瞬に潰れてしまいます。

 

これを体だと思って考えて頂くと、

体作りっていうのは日常生活、適度な運動から体の筋肉、血流、姿勢などが時間をかけて作られます。

しかし、交通事故や怪我、昔に怪我をしていたが治り後遺症として怪我した周囲が痛くなる。

 

このように体つくりも時間をかけていかないといい状態を保っていられる身体が出来ません。

 

ですので、時間をかけてゆっくりと体作りをしていきましょう。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

この記事を見らて気になった方、又はほかの症状でお困りの方は、一度当院にお電話でお問い合わせの上ご相談ください。

 

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とも鍼灸治療院