自律神経が乱れて
「何事にもイライラしてしまう」
「疲れが取れない」
「体調不良が続く」
「胃がいたい、食欲がわかない」
ご自身がどのくらい自律神経が乱れているかご存知ですか?
3年ほど前に
「疲れを測定し、自律神経の値を数値化するもの」が開発されているみたいです。
驚くことに、自律神経の数値が高く、悪くなっていても気づかない人が多いみたいです。
反対に値がよくても症状を感じている方も。
これはなぜでしょうか?
そこで、今回
「自律神経の作用」と
「自律神経が乱れ、疲労が溜まる原因」についてお伝えしますので参考にしてください。
自律神経とは?
自律神経とは自分の意思と関係なく、体が反応して体の機能を支配している神経です。
その一例が体の中にある内臓です。
胃腸を意識的に動かそうとしてもしても動きません。
血液の流れる速度も変えることはできません。
最近では仕事や、学校など現場でのストレスを抱える方自身『ストレスで自律神経が乱れているんだ』と理解している人が増えてきています。
自律神経には交感神経と副交感神経という神経があり、この2つで自律神経が成り立っています。
交感神経、副交感神経とは?
- 交感神経
この神経は働く神経と言い、仕事をしている時やスポーツなどで体を動かしている時によく働く神経です。
心拍数を増やし、筋肉が動きやすい状態を作り、血管を収縮しすぐに動きに反応できる体内環境を作っていきます。
- 副交感神経
逆にこの神経は休みの神経といい、安静時、リラックスしている時によく働く神経です。
他にも食事中や入浴中の時にも働いています。
疲労回復や、ケガをしたときの修復作業を行うとき、元気な体に戻す作業をする時間です。
施術中にはこの副交感神経が働き、気分的に落ち着いており副交感神経が最高に活動し働いている時です。
何もせずに自分の身体はしっかりと、元のいい状態に戻してくれていますか?
この二つの神経の活動が乱れて崩れてしまうと
生活リズムがおかしくなってしまったり不眠症の原因である夜、眠れないようなことが起こってきます。
他には身体を治そうとする力が弱くなってしまい、免疫力が低下し身体を壊しやすくなってしまいます。
最終的には身体を治せない体になってしまいます。
治る力がほとんど働かなくなってしまうのです。
なぜ自律神経の乱れに体は気づかないのでしょう?
それは脳が疲労を感じさせないようにしているからです。
これは身体にとって非常に危ない状態です。
「疲労」は「限界」のサインです。
しかし疲れが極限にくると脳が興奮し、疲労を無視してしまうのです。
そうなってしまうと、限界を超えて働き続けたりする場合があり、過労死につながると考えられてきます。
その原因とは!?
- スマートフォンやパソコン
- 食事の時間や睡眠時間
- 温度差がある場所を行ったり来たりする
上記の3つの原因があります。
⓵スマートフォンやパソコン・・・
人は目から情報を脳に送ります。
そのため目の疲れやすいブルーライト、いわゆるスマートフォンやパソコンの光にはそういった光が含まれています。
その光を長時間見ることによって脳は興奮し、自律神経を働かせようとするのです。
⓶食事の時間が寝る前じゃないですか?
自律神経は食事を摂り、消化吸収するためにも働きます。
食事をするのは寝る1時間前には済ませておいた方がいいです。
あとは食事時間を長くし過ぎないように。長時間食べ続ける事で自律神経は長時間働き続けることになります。
そしてしっかりと睡眠を取るようにしましょう。
これも疲労の原因になってきます。
⓷温度差がある場所を行ったり来たりしていませんか?
季節的に、
夏では冷房の入った部屋と、30℃以上を超える外気温の中を出たり入ったり繰り返していると自律神経が乱れるのがもうわかりますよね。
冬では夏とは逆に暖房が入った部屋と、10℃以下の外気温の中を出たり入ったりを繰り返しますよね。これもさっきと同じように自律神経が乱れるのがわかりますよね。
このように気温差が激しいところで動き続けていると、体温調節部分に混乱が生じるため、自律神経が障害されていくのです。
よって疲労が溜まりやすくなります。
季節の変わり目や、天候の変化で体調が変化してしまう方はこの事が一因ともいわれています。
最後に
ここまでのご愛読ありがとうございます。
皆さんが思い当たるようなことはありましたでしょうか?
自律神経は気づかないところでだんだんと乱れて行ってるのがわかったと思われます。
一度、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?
それでも改善されない方は当院にご相談ください。
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