自分で首をぽきぽき鳴らしたりしていませんか?

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デスクワークなどで、前かがみの姿勢を長時間続けてしまいますと、首や肩が疲れてしまいます。

 

ですから、首を回したり、伸ばしたりする人がほとんどではないでしょうか。

 

その際に、首の関節をぽきぽきばらす人も少なくないでしょう。

 

関節を鳴らすと気持ちいいと感じるかもしれません。

 

しかし、コリを解消する効果は残念ながらありません。

 

凝ったからほぐすの繰り返しでしかないのですが、これは実は悪循環だったのです。

 

首をぽきぽき鳴らすことが実は危険な行為である、という一部が話題となりましたが情報が錯綜しています。

 

首をよくぽきぽき鳴らす人は脳卒中になりやすいという話を耳にした方も少なくないと思います。

 

そのぽきぽき鳴らす行動、危ないですよ。

 

首には脳に血液を運ぶための太い血管があり、首の骨の間には骨と骨を結ぶ関節円盤という弾力性の繊維があります。

 

首をぽきぽき鳴らしてしまいますと、首や肩の疲れが取れたような感じがしますがこれは間違っており、このぽきぽき鳴らすことが危険な行為ということを知ってください。

 

なぜこのように危険かと言いますと、首の骨が変形してしまう恐れがあるからです。

 

いわゆる変形性頚椎症と言われる病気になってしまうからです。

 

この変形性頚椎症とは名前の通り、首の骨が変形してしまいその変形によって首周辺にある細かい血管や太い血管など詰まらせてしまう原因となってしまうため危険です。

 

他には頭痛やめまいなどの症状も出てきます。

 

この変形性頚椎症の症状がひどい場合には肩から腕や指先にかけてのしびれ症状が出てくる可能性があります。
先ほど血管が詰まってしまうと説明しましたが、このように詰まってしまいますと脳卒中や脳梗塞の可能性にもつながる恐れがあります。

 

その時は行けるかもしれませんが歳を重ねてくるとともに血管の弾力性が失われ血管に蓄積された疲労が一気に爆発し、血管を破ってしまう恐れがあります。

 

そのようになってしまうと死に至る可能性もありますし、万が一一命をとりとめてもしびれ症状が後遺症として出てきます。

 

あくまで年を取った時の話です。
このようにならないためにもあまり知識なく、医師や整体師の指導なしで首をぽきぽきしたり変に動かしたりするのは危険なのです。
なぜこのように首をぽきぽき鳴らしたくなるかと言いますと、首や肩付近の骨の間が狭まり神経や関節包を圧迫しているからなのです。

 

このような症状はどんな人に多いかと言いますと、長時間のデスクワークをする方、同じ姿勢で集中し作業をしている方、スマートフォンやパソコンなどを猫背姿勢で良く触る方などに多胃です。

 

この症状は「ストレートネック」と言い、またはスマホ首などとも言われています。

 

ではこのストレートネックにならないためどのようにしていったらいいのでしょう。
まずは少しでも首や肩周りがしんどいなと思った時に、肩甲骨を回すようなイメージで肩を回しましょう。

 

続いてゆっくり深呼吸し腕をまっすぐ上に伸ばし、息を吐くと同時に腕をゆっくりおろしていきましょう。

 

これらはすぐにできる体操法です。

 

あとはできる限り前傾姿勢(猫背)になったりせず、足を組んだり、片足に体重をかけて立つことも控えめにしてください。

まとめ

首をぽきぽき鳴らすことで首関節の構造が造りだす物理現象であり、関節の形状にも個人差がある為、鳴りやすい方・なりにくい方があるのは確実です。

 

そのため、鳴ること自体は異常ではありませんが長期にわたって常習的に鳴らしたり、無理な力で鳴らすことによる弊害はあります。

 

 

上記のように分析してみますと、自ら動かしたときになってしまうのは間近で声明につながる問題となるのは考え辛いです。

 

しかし首をぽきぽき鳴らすのがが長時間にわたり常習的に行われると血管に影響が出て循環器領域で声明を脅かす疾患につながる可能性は十分に考えられます。

 

こういった点では首を鳴らす癖がある方は早目に直したほうがよいでしょう。

 

このように首をぽきぽき鳴らしてしまう方や、首に違和感があってどうしても首をぽきぽき鳴らしてしまう方、又は首が痛くてぽきぽき鳴らしてしまいそう。

 

このようなお悩みがある方、一度当院にお問い合わせの上ご相談ください。

 

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とも鍼灸治療院