ストレートネックのセルフチェック

SN

ストレートネックとは

名前の通り首がまっすぐになってしまっている状態のことを言います。

 

首がまっすぐなんだったらいいんじゃないの?まっすぐが普通なんじゃないの?って思いますよね。

 

でも実際は正常な頚椎は衝撃を吸収できるように少し湾曲しているのです。

 

長い時間をかけて首に負担がかかってしまうと頚椎の湾曲がだんだん失われていき、まっすぐな首になってしまうことが多いのです。

 

これがストレートネックと呼ばれる状態なのです。

 

壁に力を入れず自然に背中を付けて立った時に、

 

  • 頭の後ろ(後頭部)
  • 肩甲骨(背中の後ろ)
  • お尻
  • かかと

この4点が意識せずに就くのなら正しい姿勢を保っている状態です。

 

この時に後頭部が意識をせずに壁についているのであればストレートネックの心配はないでしょう。

 

さらに、腰と壁の隙間に手のひらくらいの隙間があればとてもきれいな姿勢を保てている証拠です。

 

逆に自然と後頭部が壁についていない場合では、ストレートネックの疑いがあり、区部が前傾しているという事です。

 

この傾きにも度合いがあり、

 

レベル1:後頭部と壁の隙間があまりなく、少しの意識をすれば壁につく状態

レベル2:強く意識すれば何とか後頭部をつけることが出来る状態

レベル3:どうやっても後頭部が壁につかない状態

 

このように分けられます。

 

レベル1は今のうちから予防することお勧めします。

 

レベル3は早急に対応をした方が良いでしょう。

 

レベル1の方は、まだそれほど強いコリの症状は出ていないのかもしれませんが、首が前傾し始めているので注意が必要になります。

 

レベル2の方も血行辛い方や首のコリが出始めているはずですので、もしかしたら頭痛や腰痛なども出てきているかもしれません。

 

これから体の色々な箇所に障害が出てくる可能性が高いですので、早目に対処することをお勧めします。

 

レベル3の方は、毎日のように辛い症状が出ていると思われます。

 

肩こりのレベルではなく、頭痛や吐き気・倦怠感などが出ているのではないでしょうか。

 

もしかしたら、前傾姿勢のせいで膝にまで痛みが出ているのかもしれません。

 

指先にシビレを感じる場合もあり、毎日がつらさとの戦いだと思います。

 

ストレートネックの改善方法

病院に行き診断やレントゲンを撮りきっちりと調べることが大事です。

 

その他には今寝ている枕の高さをもう一度見直しましょう。

 

あとは日常生活をもう一度しっかりと見直し、悪い姿勢をとっていないか。

 

スマートフォンやパソコン、テレビを見ている時の姿勢は悪くなっていないかを見直し改善していくことが大事になってきます。

 

それと同時に首の体操や肩を回したり、軽めのストレッチもしていいでしょう。

 

 

 

自律神経の異常

原因不明の不調常に疲労感がある人は自律神経が乱れている恐れがあります。

 

ストレートネックがこの自律神経を悪くし、首のゆがみストレス過多が生じます。

 

ストレートネックは常にかなりの負担がかかる状態で、これは身体的にも精神的にも常にストレスを感じているという事です。

 

肩こりや頭痛があると身体も気持ちも辛くしんどいです。

 

そして自律神経は継続したストレス環境に弱いものです。

 

少しずつ神経が弱っていき身体の機能のコントロールが出来なくなってしまい様々な不調や症状が現れてきます。

 

イライラ・不眠症・動悸・片頭痛・便秘・下痢などほかにも症状が出てくる可能性があり、心配な方は当サイトの自律神経失調症のページを参考にしてください。

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