腰椎ヘルニアと手術

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腰痛の原因の一つに、「腰椎椎間板ヘルニア」があります。

背骨を構成する「椎骨」の間には、クッションの役割を果たす「椎間板」という軟骨があります。

椎間板は、外側に厚い袋状の「線維輪」という組織があり、その内部にゼリー状の「髄核」という物質が入っています。

椎間板がつぶれ、線維輪の一部が膨らんだり、髄核が線維輪を突き破って飛び出したりした状態が椎間板ヘルニアです。

このヘルニアが背骨の内側を通る神経を圧迫したり、炎症を起こしたりして、腰痛、足のしびれやマヒなどの症状が現れます。

かつては、「腰椎椎間板ヘルニア」に対して、手術が行われることも少なくありませんでした。しかし今は、よほどの場合を除き、できる限り手術は行わないようになってきています。

近年、「椎間板ヘルニア」の多くは数ヵ月程度で自然に縮小、消失すると明らかになったからです。

これは、免疫細胞の一種である「マクロファージ」が、飛び出したヘルニアを食べてくれるためです。

腰椎椎間板ヘルニアの症状

通常は、腰痛やいわゆる「ぎっくり腰」のような症状が認められ、数日後に、一側の下肢へと放散する激しい痛みやしびれが生じます。

 

この痛みやしびれは激烈でほとんど満足に動けないことも多く、睡眠も妨げられるほどです。

 

しかし、この痛みやしびれは2~3週間でピークを越えることが多く、その後徐々に痛みやしびれが薄らいでいくことが多いです。

 

症状は一側下肢のみであることが典型的ですが、両下肢に症状が出現する場合や、排尿や排便に障害が認められる場合もあります。

免疫細胞のはたらき

「マクロファージ」は免疫細胞で、別名を「大食細胞」とも呼び、人が生まれたときに持っていなかった細菌やウイルスが体内に侵入してきたら、それを「異物」と判断し、捕食し、消し去ってくれます。

これは人間が本来持っている「自己防衛本能」であり、どのような人でも個人差はあれ皆持っているものです。

人間だけでなく、「アメーバ」などあらゆる生物に存在する為、下等な免疫細胞とされました。

免疫細胞の中心的存在で、最も重要な免疫細胞として認められたのは、ごく最近のことです。

今では、生命や健康を守る大切な免疫細胞として存在しています。

たとえば、感染病などにかかったときなどに体の中ではその病原体を食い殺そうとする免疫機能が発揮されますが、これの主役となっているのが「マクロファージ」です。

そしてこの「マクロファージ」が、正常に働かないと、健康を害して病気や障害の原因となります。

健康を守るため、「マクロファージ」を常に活性化させて、元気にいつでも戦える状態にしておく必要が有ります。 「マクロファージ」が元気でなければ私達の健康はあり得ません。

ヘルニアで手術を進められている方や腰の痛みでお困りの方はぜひ一度当院にご相談ください。

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