一般的な原因
「腰椎ヘルニア」で一般的な原因と言われているのが、
・長時間の座りすぎ
・ジャンプを伴うような運動
・体重の増加
などです。
どれも自分には当てはまらないと思っている人もいるのではないでしょうか?
しかし、これらの動作は「腰椎椎間板ヘルニア」を起こす「きっかけ」にはなりますが本当の「原因」ではありません。
もし、「長時間座りすぎ」が原因だったら、デスクワークの人はほとんど腰椎椎間板ヘルニアになるはずですよね。同じように「ジャンプを伴うような運動」「体重の増加」が原因であれば、その人たちはみんな腰椎椎間板ヘルニアになるはずです。
でも、これらの動作をしている人たちがみんな腰椎ヘルニアになるわけではありません。そういった人たちはなりやすい、とあくまでも「きっかけ」なのです。
本当の原因は?
「腰椎ヘルニア」の本当の原因は「ゆがみ」です。
身体がゆがんだ結果、腰に負担がかかり「腰椎ヘルニア」になります。
ゆがんで腰に負担のかかる状態で長時間座ったり、ジャンプする、体重が増加してしまうことなどで、さらに腰に負担がかかり「腰椎ヘルニア」になるのです。
同じことをしても腰椎ヘルニアにならない人がいるのは、身体のゆがみが少ないからだと考えられます。
座り仕事が多い人、カラダを動かす仕事の方、家事や子育て、今後これらのことを続けていけるのか不安になりますよね。
「治らないのではないか」、「治ったとしても再発するのではないか」、「仕事を変えるしかないのか」など様々な不安があると思います。体調が悪い時はみなさんそうです。体調が良くなればそんな不安もなくなるので、まずはしっかり体調を整えましょう。
3つのセルフケア
「ゆがみ」はカラダの循環が低下すると起きます。
循環を低下させる要因には、
- 「食事」
- 「睡眠」
- 「運動」
この3つが重要となります。
これら3つのバランスが崩れると循環が悪くなりゆがみを起こします。「ゆがみ」を解消するためには、生活習慣を見直しましょう。
食事は野菜を中心にバランス良くとりましょう。
「暴飲暴食」、「お酒」、「おかし」、「ジュース」、「スイーツ」などは内臓を疲れさせ、血液の循環を低下させるのです。
そして、睡眠は寝不足にならないよう睡眠時間をしっかりとりましょう。
午後10:00〜午前2:00は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれていて、もっともカラダを回復してくれる時間帯です。
この時間帯にしっかりと睡眠をとるのがいいでしょう。
睡眠不足や夜中に寝て遅く起きると、いう不規則な睡眠ではカラダは回復できません。
適度な運動も重要となります。
激しい運動ではなく30分くらいの軽いウォーキングでも大丈夫です。
ウォーキング中やウォーキング後に痛み・しびれが悪化するようであれば、無理に運動するのはやめましょう。
身体を動かすことで循環が良くなります。運動ができない場合は、できるだけ身体をあたためるなどして循環を高めましょう。
これらの生活習慣を見直すことが腰椎ヘルニア予防の第一歩になります。
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