頸椎ヘルニアの寝方、枕の種類

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頚椎とは、とても身体にとって大事な骨です。

 

重みのある頭を支え、動かすと同時に人が活動するうえで大切な神経や動脈などの保護も担っています。

 

「頚椎椎間板ヘルニア」とは、首がどのような状態になっているのか。

 

頚椎症は椎間板の老化から始まる加齢性の疾患であり、頚椎椎間板ヘルニアもその一種の変化の中で起こり、頚椎症として考えられています。

 

頚椎とは、首の骨のことで7つ存在します。

 

この骨の間にある「椎間板」のクッション性が加齢により低下することにより、頚椎同士がぶつかり、神経を刺激して痛みを生じることを「頚椎症」と呼びます。

 

また、椎間板の変性が激しく、椎間板内部のゼリー状の「髄核」というものがあり、この髄核が椎間板から飛び出して神経や脊髄を刺激して痛みが生じることを「頚椎椎間板ヘルニア」と呼びます。

 

 

ヘルニアでこのようなことありませんか?

  • 寝ていると急に痛みがでてくる
  • うずくような痛みで眠れない
  • 痛みで目が覚める
  • 起きるのが辛い

このように夜に睡眠がとれていないと自律神経が乱れてしまい、悪循環が発生しヘルニアの神経痛はさらに悪化するおそれがります。

 

では頸椎ヘルニアになった場合の楽な姿勢で寝れる方法と睡眠法をご紹介していきたいと思います。

 

仰向合きで寝る場合:寝返りを打っても大丈夫のように幅60センチくらいにバスタオルを畳んでいき頭から肩までしっかりと乗せれるように調整します。

その時に注意してもらいたい所は肩までしっかりとバスタオルを入れるということです。

そして、膝の裏にクッションや座布団を畳んで入れます。そうすることで背骨の位置が整いリラックスできる体勢をとることができます。

 

横向きで寝る場合:痛みがでている方を下にして抱き枕やクッションを抱くようにして腰を曲げていきます。そうすることで背骨の負担は減り頸椎への刺激は減ります。

 

うつ伏せで寝る場合:うつ伏せで寝るのはよくありません。なぜなら内臓や脳に悪影響を与えてしまいます。

特にうつ伏せは寝返りをとりにくいことから長時間同じ姿勢を続けてしまうことになります。

その結果、寝違えや首の痛み、顔面のむくみ、内臓の疲れなどの可能性があります。

 

 

枕の種類

枕の種類はたくさんありますが、やはりオーダーメイドの自分にあった枕を作ることが良いと言われています。

医学的に検証されている計測方法で正しい枕を作れば、健康な方はさらに体には良い効果がありますし、頸椎ヘルニアの方の手のしびれ、頭痛、肩こりなどの症状が改善される例もたくさんあるみたいです。

特にオススメは寝返りを重視した枕などが良いと思います。

 

通常寝返りは一晩で20~30回程度行われる方が良いとされています。

 

なぜなら寝返りをすることで背骨の歪みを整える効果があります。

 

起きている時に背骨の動きが悪い方は寝ている時も寝返りは少なくなっています。

 

もしもこの記事を重みお読みになって、現在病院や治療院で治療や指導を受けているがなかなか改善されない。

 

または頚椎ヘルニアかもしれないがどこに受診したらいいのかわからない。

 

等のようなようにお悩みの方は、一度当院にお問い合わせの上ご相談ください。

 

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