上を向くと首が痛い!

kubi

頚椎ヘルニアとは

 

頚椎には、頚髄(脊髄)と呼ばれている神経組織が通っており、脳から手や肩に向けて送られる信号はすべてこの頚髄を通して届けられます。

 

各頚椎の間には椎間板と呼ばれる組織があり、上下の頚椎を支えるクッションの働きを持っています。

この椎間板が破れて各神経を圧迫するのが、頚椎ヘルニアです。

 

上を向くと首が痛い!もしかして頸椎ヘルニア?

  • 「上を向くと首が痛い、手や指先がしびれる」
  • 「ロードバイクを乗って上を向くと痛む」
  • 「美容室のシャンプーなどで後ろに倒れると、痛みや腕にしびれがでる」
  • 「上を向くと首が痛いので、目薬が差せない。」

 

日々首の痛みの方の施術をしていますと、こんな感じで悩まれている方が多いようです。

特に女性で悩まれている方が多いです。

 

病院で診断して痛みやしびれの原因を調べてみると、

「頚椎ヘルニア」や「頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)」、「ストレートネック」などと診断されます。

 

治療経過は、人それぞれですのでなかなかよくなっていない方が多く、いまだに困っている方がいるという現状を感じ取れます。

 

このようなお話をよく聞きます。

 

近年頸椎ヘルニアの方が急増しているのはご存知でしょうか?

 

やはりスマホやパソコンの使用頻度が増えているため、姿勢の悪さから頸椎ヘルニアを発症している人が多いです。

 

スマホを持つ手は胸のあたり~お腹で操作するため自然と頭は肩よりも前に突き出るようになります。

 

その結果、首にはかなりの負担がかかり様々な不調を体に及ぼすことになります。

 

本来、首の骨は頭の衝撃を吸収するために前弯しています。

 

頭の重さはボーリングの球ほどあるので、頭が少し前に出てしまうと首の前弯カーブが失われ、ストレートネックになります。

 

頭の重さがダイレクトに首関節や骨に負荷をかけてしまうことになります。

 

つまり、首関節の椎間板が圧迫され頸椎ヘルニアを起こすのです。

 

上を向くと痛い・腕や手にしびれがでる。

 

このような方は頸椎ヘルニアの可能性がありますので病院での検査をオススメします。

 

症状が軽いヘルニアならけん引や電気療法などで改善する方もいます。

 

頸椎ヘルニアの症状が強い方には手術を勧めらることも多いようです。

 

当院では手術はしたくないという方が多く来られています。

 

もし頸椎ヘルニアでお困りならぜひ一度当院へご相談ください。

 

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とも鍼灸治療院