腰椎ヘルニアの症例

腰椎ヘルニアの症例①

【患者】

20代 男性

 

【来院日】

2017年 7月

 

【症状】

以前に重労働で重いものを運ぶことが多い仕事をしていた。

重いものを運ぶことが多く、腰を曲げたりしゃがむことも多いので腰にある椎間板への疲労が積み重なり発症してしまった。

腰椎3-4間の椎間板がずれているため大腿部後外側部や殿部、下腿前面や足背内側に放散痛が現れている。

腰に疲労が溜まりすぎると下腿内側や足趾内縁に感覚障害が生じる。

感覚障害の為足関節の内反位、背屈の筋力低下。

その痛みのせいで腰はもちろん、下肢にも疲労が溜まりやすくなっており、長時間働いた後は数十分経たないと動けないときがある。

 

【治療内容と経過】

初診時、問診や視診、触診などで身体の動きや変形などを診た後施術に移った。

SLRテスト陽性

身体をチェックした時に頚椎や胸椎、腰椎(背骨)がゆがんでいたのでこのずれを元に戻す施術を行った。

施術途中、うつ伏せがしんどかったので座位で背骨のゆがみを取っていくことにした。

反応が出ていた部位は右第2頚椎、第4、5頚椎間、右僧帽筋、第8胸椎、左右仙腸関節、左右腓腹筋に反応が見られた。

施術後、一度腰を軽めに動かして痛みがあるかどうか確認したところ、最初の痛みが10だとすれば7まで痛みが軽減されていた。

SLRテストも初めと比べると足が上がるようになっていた。

症状が強く元に戻ってしまう可能性があったため3日後に来ていただくようにすすめ、家でできるアフターケアや、日常生活での姿勢や仕事中での姿勢などをしっかりと指導した。

2診目、身体の症状を聞くと腰がだるく症状が戻りかけていたので、すぐに前回と同じ施術を行い背骨のゆがみを摂るようにした。

今回はうつ伏せでできた為、効果がかなり現れた。

右第2頚椎、右僧帽筋、第8胸椎、右腓腹筋のゆがみを改善することが出来た。

症状が強いので痛みが残るところはあるが、決して治らないことがないのでしっかりと今の身体の調子を伝え、次回も同じように3日後に来ていただくように指導。

3診目、胸椎や腰椎の動きがはるかに良くなっている。

日常生活や仕事でのことを聞くと以前より痛みを感じなくなり、疲労もそんなにたまらなくなっていってることに実感して頂けた。

まだもう少しゆがみがあるので、ゆがみの改善を施す。

術後には第4、5頚椎間、左右仙腸関節、左右腓腹筋のゆがみが改善され動きもはるかに良くなっていってるのがわかった。

少し腰を動かしてもらうと、普段よりはるかに動かしやすくなったので、次回は少し時間を空けて1週間後に来ていただくように指導した。

4診目、身体の調子は至って良好だったので続けて背骨がゆがまないように施術を施した。

身体の調子が良かったので次は2週間後に来ていただくように指導した。

5診目、2週間あけたが体に至って不調が見られず良好だったので、これで一度治療を終了とし、患者様と相談した結果月1回のペースで身体のメンテナンスとして施術を続ける。

 

【同時に治療した症状】

背骨のゆがみ・腰痛

 

【施術方法】

頚椎調整・背骨調整・日常生活指導・姿勢指導

 

 

 

 

 

腰椎ヘルニアの症例②

【患者】

30代 男性

 

【来院日】

2017年 7月

 

【症状】

20代の頃、昔からスポーツをして腰に疲労が溜まり腰椎椎間板ヘルニアになってしまった。

腰が痛く、すぐに病院に行きオペをし改善したのだが、30代になったころまた違う腰椎椎間板が飛び出てしまったためヘルニアになってしまった。

その時は昔ほど症状もきつくなく、ただの腰痛だと思い「放っておいたら治るだろう」と放置していたところ最近になって痛みが急激に襲ってきた。

腰部や下肢の疼痛、シビレなど症状が出現している。

 

【治療内容と経過

初診時、今まで一度腰椎ヘルニアになり、治ったがまた再発してしまったため、原因が腰以外から起こっているのではないかと考えた。

しっかり身体をチェックすると、右第2頚椎、左右僧帽筋、第4,5腰椎間、左右腓腹筋にゆがみがみられた。

このゆがみが腰椎ヘルニアの再発原因ではないかと考え施術を行っていく。

施術後、右第2頚椎、右僧帽筋のゆがみは取れたが症状が強かったため左僧帽筋、第4,5腰椎間、左右腓腹筋のゆがみが残ったので2診察目に続きを行う。

それまでに自宅や職場でできるアフターケアや日常生活の姿勢の指導をし、次回まで様子を見るようにした。

2診目、前回から2日後に来院され、症状や身体の調子を伺うと、痛みは少し改善されたがしびれ症状がまだ強く残っており、前回チェックしたゆがみの部位も痛みが残っていたので続けて施術を施す。

術後には前回残っていた左僧帽筋の痛みは改善されたが、第4,5腰椎間は少し改善され、左右腓腹筋のゆがみはまだ改善されなかった。

少しずつだが改善されて行っているので施術を続けるようにし、患者さん本人にもしっかりとアフターケアをするように指導をした。

3~5診後、ようやくゆがみの反応が強かった左右腓腹筋のゆがみも改善され、第4,5腰椎間のゆがみも改善された。

施術が終わり少し歩いたり、しゃがんだりして頂くと来た当初と比べすごく変化していることに驚かれた。

痛みもしびれ症状も凄く改善され、普通にスポーツや仕事も行えるようになった。

6診目、2週あけて来院されたが痛み症状が再発せず、快適に過ごせていたのでこれで治療を終了とし、月1回のペースで身体のメンテナンスを行い症状が再発しにくい身体作りを行っていく。

 

【同時に治療した症状】

下肢の痛み・だるさ・シビレ

 

【施術方法】

頚椎調整・背骨調整・日常生活指導

 

 

 

 

 

腰椎ヘルニアの症例③

【患者】

30代 男性

 

【来院日】

2017年 9月

 

【症状】

4年ほど前に運動をしている際腰部に痛みが出現した。

その時は症状がそこまでひどくなかったので、放っておいたら治るだろうと思い準備運動を行い運動を継続していた。

ある日、我慢できないほどの痛みが来たので、病院に行き診察を受けると、腰椎ヘルニアという事がわかった。

腰部の痛みは電撃痛で、ひどい時には足の指先までしびれ症状がでる。

動かすと当然我慢できないほどの痛みがある。

 

【治療内容と経過

初診時、病院に行き治療を行っていたが一向に良くならなかったので来院された。

今までの症例から原因は背骨や腰椎、あるいは頚椎から腰椎ヘルニアは起こっているのでないかと考え、身体全体的にチェックを行ったところ第2頚椎が右にゆがみ、左右僧帽筋の筋緊張、第4,5腰椎間のゆがみ、左右腓腹筋の筋緊張、SLRテスト陽性が見られた。

そのゆがみや反応を取る為に背骨の調整を行った。

うつ伏せが困難だったので、痛みがまだましな座位で治療を施した。

術後、少しならうつ伏せになれるぐらいまで腰痛は改善され、初めと同じように体のチェックを行ったところ、第2頚椎のゆがみ、左右僧帽筋、右腓腹筋は改善されたが、第4,5腰椎間のゆがみや左腓腹筋の筋緊張はまだ少し残っているので、次回までに自宅や職場などでできるアフターケアや日常生活の姿勢、適度な食事の指導を行った。

症状がきつかったので3日後に来院して頂くように指導を行った。

2診目、前回残っていたゆがみや筋緊張を取る為、同じように背骨や頚椎の調整を行った。

今回はうつ伏せになることが出来たのでしっかり背骨を調整することができ、術後には第4,5腰椎間のゆがみを残し、他のゆがみや症状は改善されていた。

 

ヘルニアで気になっていた痛みも少しずつだが改善されており、施術を受ける前と比べると体が軽くなっている。

3診目、初めに日常生活や仕事の時について聞くとまだ少し痛みはあるが、不便が改善されてきている。

施術は続けて頚椎や背骨の調整を行い少しのゆがみも改善を施す。

術後、身体全体のチェックをすると背骨の動きもスムーズに動きやすくなったので、日常生活での姿勢がしっかりできていたので、これからは姿勢もそうだが適度な運動も行っていただくよう指導した。

4診目、日常生活や仕事での腰椎ヘルニアの痛みがあまり気にならないようになってきている。

ここまでよくなればあと2,3回施術を続ければだいぶ改善されるのでそのことをしっかり説明し、施術を続けた。

5~7診目が過ぎると腰椎ヘルニアで痛めていた腰の痛みもすっかり良くなり、今では不自由なく日常生活を過ごせていたり、仕事をできるようになっているので、これで一度治療を終了とし、身体を維持するために月1回のペースでメンテナンスとして施術を行っていく。

 

 

【同時に治療した症状

下肢の疼痛、肩こり

 

【施術方法】

背骨調整・背骨調整・日常生活指導・運動指導

 

 

 

 

 

腰椎ヘルニアの症例④

【患者】

30代 男性

 

【来院日】

2017年 11月

 

【症状】

5年ほど前に運動をしてから腰に激しい痛みを感じるようになった。

病院に行き検査を行ったところ、第3,4腰椎間の椎間板が飛び出し腰椎ヘルニアになっていた。

症状は日によって違うが、ひどい時には足がしびれ、痛みが腰から足にかけて起こる時がある。

就寝時は寝返りをすると痛みで目が覚めることも多々あり、自律神経が乱れ肩こりや、頭痛、めまいなど自律神経症状も出現している。

 

【治療内容と経過】

初診時、問診・視診・触診・検査などから身体の様子を伺ったところ、うつ伏せが出来なかったので、座位で施術を行うことになった。

検査を行ったところ、第2頚椎、右僧帽筋、第5腰椎、左右腓腹筋に反応が見られたので、この反応を改善していくように施術を行っていく。

施術途中では身体がすごくポカポカするような感覚になっているとの事だったので、その身体がポカポカする状態のことを説明した。

この状態は、背骨がゆがんで神経の伝達や、血管の循環が整ったため見られる現象で身体にとっては良い反応である。

施術後、もう一度身体をチェックしたところ、第2頚椎、右僧帽筋、左腓腹筋の反応は改善されたが、第5腰椎、右腓腹筋の反応はまだ少し残っている状態であるので、次回までにまた元のゆがんだ状態に戻らないように日常生活をもう一度見直して頂き、日常生活での姿勢の問題や、軽めの簡単な運動の指導を行った。

2診目、前回終わってから身体の調子を聞いてみると、施術が終わり帰宅したら身体がすごくポカポカしてすごく眠くなっていたので、続けて体のゆがみを改善する施術を行っていく。

残っていた第5腰椎、右腓腹筋の反応を改善していく施術を行う。

施術後、第5腰椎、右腓腹筋の反応は改善され、立って腰を動かして頂くと痛みとしびれる感覚は改善されたが動かそうとすると少しこわばり感があるので、まだ様子を見ながら施術をしていく必要がある。

3診目、日常生活や仕事中に腰の痛みやしびれるような感覚が気にならなくなり、少しずつだがこわばり感も薄れてきているので、この調子で施術を行っていく。

前回反応があった第2頚椎がまた少し反応が出てきているので、この反応を改善するために施術を行っていく。

施術後、反応があった第2頚椎の反応は改善され腰のこわばり感も前回と比べるとより安心感に近づいてきており、腰を動かした際の違和感はほぼなくなってきている。

4診目、少し期間を空けて様子を伺ったがこわばり感もだんだん薄れてきており、ヘルニアによる腰痛も感じなくなってきているので、もう一度ゆがみがないかどうかをチェックし施術を行っていく。

左腓腹筋に少しの反応があったので、この反応を改善していく施術を行っていく。

施術後には左腓腹筋の反応が改善され、身体の調子も良かったので、これで一度施術を終了とし、次回からは月に1回のペースで身体が元のゆがんだ状態に戻らないように身体のメンテナンスとして施術を行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり・頭痛・めまい・足のしびれ

 

【施術方法】

頚椎調整・背骨調整・日常生活指導・運動指導

 

 

 

 

 

腰椎ヘルニアの症例⑤

【患者

30代 女性

 

【来院日】

2017年 12月

 

【症状】

昔にコンタクトスポーツのバスケットボールをしており、シュートを決めようとした時相手選手と接触し転倒。

その際に腰を痛めてから長い間腰が痛かったので病院に診察に行ったところ腰椎ヘルニアといわれた。

今回だけの件だけでヘルニアになったのではなく、遺伝の問題もあり、徐々に進行して発症したものと考えられる。

腰が痛くて姿勢が悪くなったので肩や、足に痛みが生じ、症状がひどい時には足の末端がしびれることもある。

 

【治療内容と経過】

初診時、身体の検査を行ったところやはり腰に痛みがあったので、そのヘルニアになった原因を探した結果背骨に原因があったので背骨や周囲を入念に検査を行った。

背骨や周囲の検査が終わり、第2頚椎、左僧帽筋、第4,5腰椎間、左右腓腹筋に反応が見られたので、この反応を改善していくように施術を行っていく。

検査途中、うつ伏せで検査を行っていたが途中で腰に痛みが強く表れた為、座位で検査を行い、座位で施術を行っていくことにした。

施術後、第2頚椎、左僧帽筋、左腓腹筋の反応は改善されたが、症状が強かったため第4,5腰椎間、右腓腹筋の反応はまだ少し残っている状態。

少し腰や足など動かして頂くと、来た時よりかははるかに可動域も増え、痛みも軽減されている。

反応がまだ残っている状態で身体が元のゆがんでいた状態に戻りやすかったので、戻らないように自宅や職場などで自分でできるアフターケアや日常生活の姿勢などの指導を行った。

2診目、前回終わってから腰の痛みや身体の不調などでないか訪ねたところ、施術を始める前と比べると痛みもすごくましで、姿勢を気をつけることによって症状がすごく変わることに実感されていた。

もう一度初診時と同じように体をチェックしたところ、第4,5腰椎間、右腓腹筋の反応がまだ見られたので、この反応を改善していくために施術を行っていく。

今回は前回とは違いうつ伏せになることが出来たのでうつ伏せで施術を行った。

術後に身体を再びチェックしたところ第4,5腰椎間、右腓腹筋の反応が改善されゆがみが改善された。

起き上がり身体を動かして頂くと前回終わった後よりすごくスムーズに動かせるようになっているので、身体の維持を保つために施術を続けて行く。

身体が良くなったからといって気を抜いて、また同じような生活に戻ってしまうと体がまだ戻りやすい状態なので続けて施術を続けて行くように説明を行った。

3診目、あれから身体に痛みや違和感など生じていないか訪ねたところ、少し腰が痛くなっていたので背骨をしっかりと検査を行った。

すると少しだが第4,5腰椎間に反応が見られたので背骨の調整を行った。

施術後には反応していたところがなくなり改善されたので、あと何回か様子を見ていくように説明を行った。

4~7診目が終わったころには日常生活や職場などでいて身体を動かしている時全く痛みや違和感など感じないようになったので、これで一度施術を終了とし、身体の良い状態を保っていくために月1回のペースで身体のメンテナンスを行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり・足の痛み(しびれ)

 

【施術方法】

頚椎調整・背骨調整・日常生活指導

 

 

 

 

 

腰椎ヘルニアの症例⑥

【患者】

20代 女性

 

【来院日】

2018年 1月

 

【症状】

中学時代からバスケットをしており、高校卒業してからも社会人としてバスケットをしている。

高校の時にジャンプした時に腰に違和感を感じるようになってから放っておいたら治るだろうと放置していた。

しかし痛みが良くならず、病院に行き検査を行ったところ腰椎ヘルニアといわれ、ヘルニアに対しての治療が行われた。

治療が終わるとヘルニア症状はましにはなるが時間がたてばまた痛くなったり、練習が始まれば痛くて練習に集中できないことが多い。

それを最近の社会人バスケットまで引きずりまだヘルニアは良くなっていない。

症状として腰から足にかけての痛みやしびれ症状があり、腰をかばって生活していたので肩や首も痛くなり、良く頭痛を起こすようになった。

 

【治療内容と経過】

初診時、身体の検査を行うため触診やテストなど行ったところ、背骨にゆがみがあり、SLRテスト陽性が見られた。

腰を動かすとピリピリやズキズキなどの痛みが生じ可動域が減少している。

特に背骨のゆがみが気になったので、背骨や周囲を細かくチェックすると、第2頚椎、左右僧帽筋、第4腰椎、左右腓腹筋に反応が見られたので、この反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、反応していた第2頚椎、右僧帽筋、第4腰椎、右腓腹筋は改善されたが、左僧帽筋、左腓腹筋はまだ少し残っているので、次回はこの残ったゆがみ症状をとっていくようにする。

初めに腰を動かして頂いたように同じように腰を動かしていただくと、初めより可動域は増し、動かしやすくなっていた。

身体が整っている状態なので、今以上に悪くならない、ゆがまないようにするために、自宅などでできる日常生活の姿勢やアフターケアなどを入念に指導を行った。

2診目、前回から数日がたち来院され身体の調子を伺ったところ、腰も動かしやすくかがんだ際に痛みが生じていたが痛みが軽減されかがみやすくなっている。

身体の検査を行うとまだ少し左僧帽筋、左腓腹筋の反応が残っているので、この反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、再び身体をチェックしたところ左僧帽筋、左腓腹筋の反応は改善され身体のゆがみが整った。

施術が終わり腰を動かして頂くと、施術を受ける前と比べて可動域も増し、痛みも軽減された。

まだゆがみが良くなり間もないので、少し姿勢や身体がアンバランスになれば元のゆがんだ体に戻りやすいので、そのことをしっかりと説明しもう少し身体の様子をみていく。

3~6診目が終わり、身体もすごく整っている状態で痛んでいたところを動かしても痛みは生じず、痺れ感もなくなった。

身体が整い良い状態になったので、これで一度施術を終了とし次からは月1回のペースで身体がゆがんだり悪い方向に行かないように身体のメンテナンスとして施術を行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり・首こり・頭痛

 

【施術方法】

頚椎調整・背骨調整・日常生活指導

 

 

 

 

 

腰椎ヘルニアの症例⑦

【患者】

10代 男性

 

【来院日】

2018年 3月

 

【症状】

部活途中に激しい痛みがし、立ち上がれず病院に駆け付けた。

病院で診察を受けたところ腰椎ヘルニアといわれ、病院で治療を受けていた。

治療を受けて楽にはなるが、すぐに痛みが再発し、なかなか身体がよくならない。

腰が痛くひどい時には、太ももから足の指先にかけて少しの痺れが生じる事もある。

 

【治療内容と経過】

初診時、腰椎ヘルニアという事だったので、腰椎ヘルニアのテストを行ったところ陽性反応がでたので、腰椎ヘルニアで間違いはないと考え、腰椎ヘルニアになった原因を探すために身体を細かく検査することにした。

検査の結果、背骨から腰椎ヘルニアになったのではないかと考え、背骨を細かく検査を行った。

検査後、第2頚椎、第8胸椎、第4,5腰椎間にゆがみが生じており、そのゆがみの影響で左右僧帽筋、左右腓腹筋に反応が見られたので、この反応を改善していくように施術を行っていく。

腰椎ヘルニアの症状がきつかったので、うつ伏せで検査や施術が行えず、座位で施術を行うことにした。

座位だと施術途中に痛みが生じることもなく、背骨を整えることが出来た。

施術後にもう一度背骨の検査を行うと、第2頚椎、第8胸椎のゆがみは改善されたが、ゆがみの強い第4,5腰椎間のゆがみはまだ少し残った。

ゆがみによって出ていた反応も検査を行うと左右僧帽筋、左右腓腹筋の反応は改善されていたので、今以上に身体がゆがんでしまわないようにしっかりと運動後、家でできるアフターケアの指導をしっかりと行った。

次回までに身体が(ゆがんだ)元の状態に戻らないように日常生活での姿勢も気を付けて頂くようにも指導を行った。

2診目、前回の施術が終わり身体の調子を伺うと、あれから腰の痛みがましになり、腰から足にかけて出ていたしびれ症状が起こらず改善されていた。

身体の症状が軽減されていたので前回行った背骨の調整を続けて行っていく。

前回まだ少し残っていた第4,5腰椎間のゆがみを改善していくように座位で施術を行った。

施術後には第4,5腰椎間のゆがみも改善され身体が整ったが、まだ身体が元の(ゆがんだ)状態に戻りやすいので、しっかりとアフターケアや姿勢を気をつけるように指導を行った。

3診目、腰の調子も良く今回はうつ伏せになることが出来たのでうつ伏せで施術を行い、少しゆがんだ身体を整えていく。

少しゆがみがあったのは第2頚椎、第4腰椎にゆがみが生じていたのでこのゆがみの調整を行った。

施術後、第2頚椎、第4腰椎のゆがみも改善され、身体に出ていた反応もなくなったので、今以上に身体をゆがんだ状態に戻さないためにもう一度しっかり日常生活での姿勢や、適度な運動や決まった時間の睡眠について指導を行った。

4診目、身体の調子は良く腰椎ヘルニアで痛かった腰の痛みもましになっていたので続けて施術を行っていく。

身体のゆがんだ反応はあまり見られず、いい状態を保てているのでそのいい状態を崩さないようにしっかりと施術を続け行う。

術後も痛みもなく、姿勢も改善されてきているので、次回痛みが出ないかどうかで施術内容を考えていく。

5診目、身体に痛みはなく普通に日常生活を送れるようになってきている。

身体を検査したところゆがみもなくいい状態を保てている。

施術後、身体の良い状態を保てるようになったので、これで一度施術を終了とし、月に1回のペースで身体をいい状態のまま保てるように定期的に体のメンテナンスを続けて行くようにする。

 

【同時に治療した症状

太ももから足の指先にかけてのしびれ

 

【施術方法】

頚椎調整・背骨調整・日常生活指導

 

 

 

 

 

腰椎ヘルニアの症例⑧

【患者】

50代 男性

 

【来院日】

2018年 5月

 

【症状】

仕事が重労働で重たいものを運ぶことが多く、10年ほど前に重たいものを変な体制でもった時に腰に違和感を感じ、放っておいたら治るだろうと放置していてもなかなか治らず、だんだん悪化した。

腰から足にかけてしびれるような感じがしたので、病院に行き診察を受けると腰椎ヘルニアと言われ、病院で治療を受けていた。

治療を受けていたがなかなか症状も改善されず、最終的に入院して手術といわれた。

 

【治療内容と経過】

初診時、腰椎ヘルニアといわれていたので身体の検査を行うと、腰椎ヘルニアテストがすべて陽性反応となり、身体がどのような状態になっているのかを把握した。

10年ほど前から気になっていた腰痛から起こったので、その腰椎ヘルニアが起こった根元を探すと原因は背骨全体的にみられた。

その背骨を詳しく検査を行ったところ、第2頚椎、第5頚椎、第8胸椎、第4,5腰椎間にゆがみが見られ、そのゆがみの影響で、左右僧帽筋、左右腓腹筋に反応が見られたので、そのゆがみや反応が出ている筋肉を改善していくように施術を行っていく。

施術後身体のゆがんでいた第2頚椎、第5頚椎、第8胸椎のゆがみが取れ左右僧帽筋の反応は改善されたが、第4,5腰椎間のゆがみが強かったため、まだ少しゆがみが残り左右腓腹筋の反応も少し残った。

身体が元のゆがんだ状態に戻らないように、自宅や職場などでできるアフターケアや、日常生活での姿勢をしっかりと指導を行い、次回もう一度詳しく身体を検査し施術を行っていく。

2診目、前回の施術が終わり、身体がゆがんでいないかどうか検査を行ったところ、やはり第4,5腰椎間のゆがみが少し残っていたためゆがみが元に戻っている。

他の第2頚椎、第5頚椎、第8胸椎のゆがみは前回改善されたのでゆがみは生じていない。

また第4,5腰椎間のゆがみを改善していくように背骨の調整を行っていく。

施術後第4,5腰椎間のゆがみが取れ、左右腓腹筋の反応も改善されたが、まだ身体が元のゆがんだ状態に戻りやすいので様子をみながら施術を続けて行う。

3診目、2診目が終わり身体がゆがんでいないかどうか検査を行ったところ、少しだが第4,5腰椎間がゆがみ右腓腹筋に反応が出ていたのでこのゆがみを改善していくように施術を行っていく。

施術後、第4,5腰椎間のゆがみは改善され、右腓腹筋の反応も改善された。

もう一度身体がゆがんでしまわないようにしっかりとアフターケアや日常生活での姿勢、適度な運動をしっかりと指導を行った。

4診目で身体の調子を伺うと、最近腰が痛いのがましになり、気にならないようになってきているとのこと。

身体がゆがんでいないかどうか検査を行ったところ、ゆがみは見られなかったが右腓腹筋に少しの反応が見られたのでこの反応を改善していくように施術を行う。

施術後右腓腹筋の反応は改善され、起き上がった際の腰の違和感などが改善されていた。

良い状態の身体の調子を崩さないようにしっかりとアフターケアや、日常生活での姿勢を気をつけるように指導を行った。

5診目、身体の様子を伺うと、最近仕事をしていても腰の違和感や痛みなどが気にならなくなりてきぱきと動けるようになってきている。

腰から足にかけてのしびれるような感じも少なく、次回に痛みやしびれがでないか様子をみることにした。

6診目、前回の施術が終わり痛みやしびれが出ずに普通に体を動かすことが出来身体のゆがみもなかったので、これで一度施術を終了とし、いい状態の身体を保っていくために月1回のペースで身体のメンテナンスを行っていく。

 

【同時に治療した症状】

腰から足にかけてのしびれ

 

【施術方法】

頚椎調整・背骨調整・日常生活指導

 

 

 

 

 

腰椎ヘルニアの症例⑨

【患者】

30代 女性

 

【来院日】

2018年 5月

 

【症状】

昔にバスケットしていて、練習中にほかのプレイヤーと接触し転倒した。

その時は何もなかったのだが、時間が経つとともに腰に違和感や痛みを感じるようになってきた。

それでも放っておいたら治るだろうと放置して日常生活を普通に過ごしていたが、うつ伏せでテレビを見て座ろうと起き上がった瞬間に腰や足に激痛が走りなかなか座ることが出来なかった。

さすがに心配になったので病院にいき検査を行ったところ腰椎椎間板ヘルニアと言われ、治療を行っていた。

治療を受けてから腰の調子が良くなり痛みやしびれも感じなくなっていたのだが、最近になってからまた痛みやしびれが出てくるようになった。

 

【治療内容と経過】

初診時、腰が痛かったのでうつむいて検査ができないため座位で検査を行ったところ、第2頚椎、第4,5腰椎間にゆがみが生じ、そのゆがみの影響によって左右僧帽筋、左右腓腹筋に反応が出現している。

このゆがみや反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後もう一度身体の検査を行うと初めゆがんでいた第2頚椎のゆがみは改善され左右僧帽筋の反応は改善されたが、第4,5腰椎間のゆがみが強かったので、左右腓腹筋の反応も少し残った。

今回は患者さんの身体にとって十分な施術が出来たので、次回にこのゆがみをとるようにしていく。

次回までに身体が元のゆがんだ状態に戻ってしまわないように、しっかりと自宅でできるアフターケアや体操をしっかりと指導した。

2診目、前回の施術後の経過を訪ねると、自宅に帰ると体がすごくポカポカし眠気が来たので少し休んで起きたら身体がすごく楽になっていた。

前回は座位でしかできなかった施術も今回はうつむきでできるようになり、さらにしっかりとした検査を行うことが出来た。

やはり、前回残ってしまっていた第4,5腰椎間のゆがみがまだ残っており、そのゆがみの影響で左右腓腹筋に反応が出ているので、同じように背骨調整を行い身体を整えていく。

施術後、第4,5腰椎間のゆがみが改善され、反応が起こっていた左右腓腹筋の反応もなくなった。

身体がいい状態になったので、この状態を崩さないようにしっかりとアフターケアや姿勢を気をつけるように指導をし、適度な運動、睡眠、食事についても説明を行った。

3診目、同じように体の検査を行うと、第4,5腰椎間に少しのゆがみが見られ、左右腓腹筋にも少しの反応が見られたのでゆがみを改善していく。

施術後には第4,5腰椎間のゆがみも改善され、左右腓腹筋の反応もなくなった。

整ってまたゆがみが出てくるのは日常生活の姿勢がしっかりとできていないのが原因で、もう一度しっかりと日常生活での姿勢を気をつけるように指導を行った。

 

 

【同時に治療した症状】

 

【施術方法】

 

 

 

 

 

 

とも鍼灸治療院