顎関節とストレス
今回は顎関節とストレスとのかかわりについてお話します。
顎関節にはいくつかの原因があります。
- 噛み合わせ
- 歯ぎしり(ブラキシズム)
- 日常生活であごに負担をかけている
などのような原因で顎関節症になります。
歯ぎしりとは、あごの左右の関節がどちらか片方に偏り、力がかかりすぎると噛んだ時に左右の差が生まれます。
噛む時に働く筋肉は肩や首の筋肉とつながっており、その筋肉のアンバランスさは肩や首にまでも影響を及ぼし、その状態が続くと首こり・肩こりにもなってしまいます。
また、あごの筋肉には側頭筋という筋肉が側頭骨から下顎骨にかけてついていますが側頭筋も咀嚼筋の一部なので、筋緊張してしまいますと片頭痛が起こってしまうこともあります。
筋肉の緊張により頭全体にしっかり脳脊髄液がまわらなくなるため、頭や首・肩周辺だけではなく全身が重だるくなったり、自然治癒力の力が低下したりします。
本来睡眠中は副交感神経というものが優位になって1日の疲れやストレスから回復する時間なのですが、ブラキシズムが起こることによって顎関節及び周囲の筋・関節の興奮状態が続くせいで朝起きた時にあご周囲の筋・関節に痛みが出てきたりすることがあります。
ブラキシズムとは考え事をしている時や、就寝中に無意識に歯を食いしばったり、歯をカチカチ鳴ら、歯ぎしりをしたりしたりすることを言います。
顎関節症が原因として起きているかもしれません。
当院では身体を整え、背骨を整える治療を行い、低下してしまった自然治癒力を上げ、元の良い状態に戻りやすい身体に改善していきます。
背骨を整えると同時に血液の循環も良くなります。
そうする事で顎関節症の症状が起きてしまっている根本となる症状がよくなることが出来ます。
病院や歯科医に診て頂いて、それでもよくならずお困りでしたら一度、当院までお問い合わせの上ご相談ください。
お電話ありがとうございます、
とも鍼灸治療院でございます。