顎関節症のケア
顎関節症と聞くと一見、あごの関節に問題があると思ってしまいますよね。
でも、実際はあごの関節だけが問題ではないのです。
この病気になってしまう原因は、普段の生活スタイルや習慣が原因となってしまう場合と二次的・三次的にあごの関節に症状が出たりする場合があります。
チェックシートでチェック!
まずはチェックシートで顎関節症の疑いをチェックしてみて下さい。
- あごをゆっくり開けたり、閉じたりするとき左右にあごが揺れてしまう
- 舌を出したときに、まっすぐ出すことができない
- 大きく口を開けた時に、開けにくいときがある
- 口を開ける時、閉じる時に痛みを生じる
- カクッ、パキッ、という音があごから聞こえる
- 物を噛んだ時にあごが痛む
- 朝起きた時にスムーズに口が開かない事がある
どうでしたでしょうか。
以上のようなことに少しでも当てはまるようであれば、しっかりと歯科医や病院の先生に診断してもらうことをお勧めします。
次にあごの関節の運動・ストレッチ方法をお伝えします。
- 痛みの出ない程度に口を開けてその状態を保つ
- 口を開けたままあごを前に突き出して保つ
- 続いて、逆に口を閉じたままあごを引っ込める。
- 最後に、口を閉じて右にずらして保つ、同じように左に移動して保つ
このように一連の流れを1セットとして、各項目ごとに20秒保ってください。
そうする事によって、効果が変わってきます。
まとめ
先ほど、二次的・三次的に症状が出る場合があるとお伝え致しました。
それはどういうことかと言いますと、肩こりや頭痛などの症状の影響によって顎関節症を引き起こすこともあります。
では、その症状の原因は何かと言いますと、それは「身体のゆがみ」が原因になることがほとんどなのです。
「そうなの!?」となる方もいると思います。
ですが、当院ではそのように考えております。
身体のゆがみは
- 筋肉
- 骨
- 関節
- 内臓
これらがゆがんでしまう原因としては何があげられるかと言いますとそれは、「身体の疲労」が原因なのです。
披露した状態が蓄積されることにより、身体はゆがみ、歪んだ状態が長いこと続くと今度は体液の循環が不良になってしまいます。
体液というのは次のように分かれます。
血液・リンパ液・脳脊髄液に分かれます。
中でも重要なのが液脳脊髄です。
これは身体の中でも大事な脳と脊髄を満たしている体液の事です。
体液の循環が悪くなってしまいますと神経の伝達が悪くなってしまい、そうなってしまうことによって疲労した状態から元の元気な状態に戻ることが出来なくなってしまいます。
これは身体本来の力「自然治癒力が低下」しているという事です。
そして元の良い状態に戻ることが出来なき結果、症状として肩こりや、頭痛になってしまい、さらに症状が複雑なものになってくると全身的に症状が出てきて、顎関節症などの症状として出てきてしまうこともあります。
循環の確保が出来たら、並行して根深いゆがみに対しても治療していきます。
そうする事で、顎関節症の症状が起きてしまっている、根本となる症状がよくなることが出来ます。
病院や、歯科医に診て頂いて、それでもよくならずお困りでしたら一度、当院までお問い合わせの上ご相談ください。
お電話ありがとうございます、
とも鍼灸治療院でございます。