あなたのその症状もしかすると顎関節症かもしれません
顎関節症によくある症状について説明します。
顎関節症とは、どのような症状なのか理解していますと間違った情報にまどわされず済みます。
開口障害
一般的に顎関節症の痛みは口が開きにくくなる開口障害と言われる症状が出てきます。
顎関節は構造上5㎝ほど開くようにできていますが、顎関節症では何らかの原因で開きにくくなり、場合にっては指一本しか入らないぐらい口が開かなくなってしまいます。
しかし、症状が出ていても時間の経過とともに少しずつ口の開き方は改善されていくことが多いです。
正常の口が開けられるなら、自分の人差し指、中指、薬指を伸ばした状態で、上下の葉の間に入れてみて下さい。
これが第二関節まで口に入れることが出来ますでしょうか?
これは一般的な例なので、これが出来なかったら異常というわけではないです。
一つの目安としてください。
当院では口が大きく開けられない患者さんのあご周辺をチェックして、痛みがないかどうかを調べます。
それに伴って治療を行っていきます。
関節から聞こえる雑音
雑音とは口を開けたり閉じたりするときになる音の事です。
これを関節雑音といい、この雑音には2種類あります。
クリック音とクレピタス音があります。
クリック音は乾いた音で弾発音とも言います。
「パキッ」「バキッ」といった音です
このクリック音は10人中1~2人ほどなっているといわれています。
もう一つのクレピタス音というのは、どのような音かと言いますと「ギシギシ」「ミシミシ」といったこすれるような音がします。
子のクレピタス音が出るという事はあごの関節の摩擦が増えていることなので、痛みが出ている場合はこの摩擦を少なくするような対応が必要な場合があります。
ただ他に症状がなく、クレピタス音だけの場合には機能障害を起こすこともないので、顎関節症の治療が必要ないこともあります。
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とも鍼灸治療院でございます。