耳で感じるのではなく、頭に響くような不快な「頭鳴り」という症状をご存知ですか?
頭のうしろやてっぺんのあたりで、
①.「キーン」という金属音
②.「ガンガン」、「ザー」などの雑音
これらが響く症状を「頭鳴り」といいます。
静かな環境でより気になること、耳をふさぐと増長すること、また他人には聞くことができない音であることから「耳鳴り」と似ています。
しかし、違うのは耳で感じるのではなく頭の中で鳴っているように感じることです。
そしてこの「頭鳴り」は、一時的な場合と持続的な場合があります。
持続的な場合は不眠になったり食欲不振になる人もいます。
「頭鳴り」が起きると、頭全体あるいは片方が重く感じて、めまいや頭痛を伴うことがあります。
「頭鳴り」を起こしやすい人には、以下の特徴があります。
- 糖尿病や高血圧などのリスクがある
- 喫煙歴がある
- 毛染めを使っている
- 夜勤のある仕事をしている
- ヘルペスが再活性化した
- 日常的に騒音にさらされている
- 難聴である
- 脳の興奮を抑える薬を長期間使用している
耳鳴りとの違い
「耳鳴り」は耳の片側で感じますが、「頭鳴り」とは耳の両側で感じることです。
どちらか一方から音が出ていれば片側から音が鳴っていると認識します。
しかし「頭鳴り」の場合は、両側から音を感じるために頭の中で響いているように感じてしまうのです。
「頭鳴り」の原因は?
「耳鳴り」と同じで、「頭鳴り」もはっきりした原因を特定するのが難しいのです。
自律神経失調症や脳の興奮状態、栄養不足などさまざまな原因が考えられますが、「耳鳴り」と同じで規則正しい生活や適切な栄養摂取、休息などしっかりで身体の調子を整えることで改善できることが多いです。
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