パニック障害になりやすい人

「パニック障害」になりやすい人は、

  • 幼少期にトラウマを負ってしまった
  • 虐待などの外傷体験に受けていた
  • 長期に渡り、生活空間の全体にストレスと緊張が多かった

などが原因でなりやすいと言われています。

また、発達的には、神経系の発達が脆弱な人はパニック障害になりやすいです。

脳はトラウマの影響を受けており、体は慢性的に縮こまっていて、不快な刺激や恐怖を感じると、動悸が激しくなり、ギュッと締めつけられて、息がしづらくなります。

性格としては、もともと不安や恐怖心が強く、責任感が強い性格や完璧主義な性格、几帳面な性格に多くみられます

パニック障害の症状

幼少期のトラウマによって、「自律神経系」の調整不全がある人は、

  1. ストレスのかかるとき
  2. 緊張感が強まるとき
  3. 危険を感じたときか
  4. 大勢の人前で何かをするとき
  5. 物事に熱中しつづけるとき

上記のようなことが起こったときに、身体が「過覚醒」になり「交感神経」が優位になっていきます。

過覚醒になってしまうと、息が浅く早くなり、動悸が激しく、奥歯を噛みしめて、顔全体が熱を帯びて赤くなり、発汗が見られます。

その後も、身体を休ませることなく、交感神経による過覚醒が続き、背側迷走神経による低覚醒が同時にかかります。

人は、交感神経と同時に、背側迷走神経が働くとき、感情の爆発や生理的混乱が起こります

症状としては、

  1. 動悸の激しさ
  2. 呼吸困難
  3. 胸の痛み
  4. 顔が熱い・顔面蒼白
  5. 発汗
  6. 頭痛・めまい・吐き気
  7. 腹痛や下痢
  8. 寒気・ふるえ

などあります。

この自分の統制の利かない情動や生理的反応を、この発作のせいで、息が出来なくなり、死んでしまうかもしれないと思い込むことでパニック発作を悪化させます。

一度、パニック発作を経験した人は、外界の気配や体内の感覚に過敏になり、またそれが起こることを怖がり、以前そうなった過程や出来事を避けるようになります

そして、閉じ込められた空間や自由の利かない場所に身を置くとき、過去のさまざま外傷体験が蘇るとともに、呼吸困難や動悸の激しさを感じて、再び、パニック発作に襲われてしまうのです。