「野球肘」とは投球動作の反復によるストレスが原因で起こる肘の障害です。
簡単に言うと、「投げすぎ」が大きな原因で起こってしまいます。
「野球肘」の症状としては
- 投球時の肘の痛み
- 肘の曲げにくさ・伸ばしにくさ
- 4指~5指(薬指~小指)にかけての痺れ
これらのことが出現します。
成長期の身体の特性として、関節周囲の筋の柔軟性の低下が起こりやすいです。
しかし、身体の成長が早く、身長が高い選手が「投手」や「捕手」などの主要なポジションを任せられることが多いため、より肘への負担が大きくなるという現状があります。
また、日本の成長期の「野球環境」として、通年投球をしていることが珍しくなく、土曜日や日曜日に試合が集中するのも肘への「ストレス」を高める要因となっています
野球の投球動作
まず投球フォームは以下の5つに分けることができます。
- ワインドアップ期
まず投球動作は、このワインドアップ期から始まります。
ボールを持った手が、グローブの中に収められている状態であり、踏み出した足を上げてバランスを取る段階です。下半身主体での動きになりますので、肘や肩などの筋肉の活動レベルも低く、損傷は見られないことが多いです。
- コッキング期
このコッキング期をアーリーコッキング期(第1コッキング期)とレイトコッキング期(第2コッキング期)とに分けられます。
・アーリーコッキング期
ボールを持った手がグローブから離れて、始球動作に入ります。そして踏み出した足が着地する段階です。
・レイトコッキング期
地面に着地してからボールを一番後ろに引いた状態です。
- 加速期
ボールを後ろに引いた状態からリリースするまでの期間を言います。
肩関節は一番外旋された状態から一気に内側に捻られボールが加速されてリリースされます。このときに肩関節に一番負担がかかり、野球肩の中では痛みが発生する頻度が最も高い時です。また肘関節も同様で負担がかかり、野球肘ではこの加速期に痛むことが一番多いです。
- 減速期
またリリース直後の瞬間から腕を一気にブレーキをかけます。このリリース後の期間を減速期と言います。車で例えるなら、アクセルを踏んで加速したので、ブレーキを踏んで減速させる必要があります。この腕に急ブレーキをかける際にもかなりの負担がかかります。
- フォロースルー期
ボールが手から離れ、腕が振り下ろされる段階です。
整形外科では一般的に野球肘になってしまった患者さんに対して、痛み止めの薬やステロイド注射などで痛みを抑えたり、肘のサポーターやテーピングで固定して安静にするなどの治療が行われています。
また、肘が動かないなどの重度の野球肘に関しては「手術」で肘関節の痛みを改善する場合もあるようです。
整骨院では一般的に、肘に電気治療を行っていくことが多いのですが、知識の高いレベルが求められるため、野球肘に対応していない店舗も多く見受けられます。
検査
とも鍼灸治療院では、野球肘の根本的な原因を「体のゆがみ」だと考えています。
背骨や骨盤に歪みがあると、上半身の肩や背中の筋肉が緊張していきます。
そして、下半身の歪みがあると全身のバランスを取ろうとして上半身の肩関節や肘関節までも歪んでしまいその状態で使っていると肩・肘に痛みがでてきてしまいます。
背骨の調整
当院ではまず、体の土台である背骨・骨盤の矯正をして全身のバランスを調整します。
さらに、肩関節・肘関節の調整をして野球肘の痛みを改善していきます。
再発を防ぐ姿勢調整
また、体のゆがみの原因は「姿勢の悪さ」「首関節のズレ」から起こっているため、姿勢調整と首関節の施術を行い、野球肘の再発を防ぐことにも力を入れています。
もしあなたが野球肘でお悩みなら、早く試合や練習に参加したいと考えているなら、ぜひ一度当院までご相談ください。
痛めた野球肘がよくなりました
学生時代に野球の練習で肘を痛めてしまい放置していたのですが、最近になって草野球の試合で再発してしまいました。
特に投球動作の時に肘の内側に痛みがでて、投げるのが嫌になるほど痛くて困っていました。
根本的な原因の背骨の歪みや、肩・肘の施術をしてもらい、痛みがほとんどなくなっていました。
痛みは放っていると悪化していくので、まずは施術を受けてみてほしいです。
堺市 H.D 男性
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
野球肩が改善し、しっかり投げれるようになっています
練習、試合ともに投げるときに肩に痛みがあり最後まで投げ切ることができませんでした。
歪みの調整、フォーム指導により劇的に痛みが軽減しました。
今ではしっかりと投げることができています。我慢せずにすぐにきて良かったです。
S.K 男性 大阪市住之江区
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
また投げることができて嬉しいです!
全力で投げると肩に痛みがでてきて、投げ続けることができずに途中交代していました。
だんだん腕から肩にかけての痛みも強くなってきたので来院しました。
背骨の歪みや肩の歪みを施術してもらい、痛みが減ってきて大切な試合にでることができました。
投げれるようになってよかったです!
M.S 堺市
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
とも鍼灸治療院のホームページを見ていただきありがとうございます。
院長の大前豊です。
当院は【痛みがないのが当たり前で、自分のやりたいことを我慢しない身体づくりをサポートする整体院になる】という想いでやっています。
お客様が抱えていらっしゃるどんな悩みも当院にお越しいただくことで解消できる
そして心から信頼できる。
そんな整体院を創りたいと本気で考えています。
そういった姿勢が皆様に共感していただけたのか、現在では来院される方の多くがご紹介でいらっしゃっている方々です。
『長年の痛みが取れた』『身体が楽になった』とのお喜びの声をいただく時が、この仕事をしていて本当に良かったと思う瞬間でもあります。
一人でも多くのお客様に健康で快適な生活を送ってもらえるように全力でサポートいたします。
あなたのご来院心よりお待ちしております。
野球肘で苦しんでいるあなたへ
野球肘の痛みは本当に辛いですよね。
「肘の痛みのせいでスポーツに打ち込めない」
「試合前なのに痛くて練習ができない」
「再発が心配で悩んでいる」
などの不安や悩みを抱えている方が本当に多いです。
今まで野球肘で悩まれている方にたくさんお会いし、施術をしてきました。
- 背骨のゆがみからくる神経の乱れ
- 血液の循環不全
これらの原因を取り除くと確実に野球肘の痛みを改善に導くことができます。
もしあなたが
- 肘の内側が痛む
- 練習を再開すると痛みが再発する
- 肘の曲げ伸ばしがつらい
- レントゲン・MRIでも異常がない
- 治療を受けているが改善がみられない
などの、あてはまることがあればあなたは
「ここに来てよかった」と感じていただける整体院です。
野球肘から解放されて、スポーツに打ち込める満足いく身体を作りましょう。
お電話ありがとうございます、
とも鍼灸治療院でございます。