風邪を引いてから肩こりになる!?

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もともと慢性的な肩こりで悩まされている方が、風邪をひいてしまうと肩こりの症状が悪化してしまう場合があります。

寝込んでしまうことが多いと

風邪の症状がきついと、寝込んでしまうことも少なくありません。

寝込むということは、身体と地面が接している時間が長くなるので、身体への血流も悪くなってしまいます。

 

体内の免疫細胞より作られるサイトカインといわれる物質

風邪をひくと、体内にウイルスが侵入してきます。

免疫細胞はこのウィルスの侵入を感知し、「サイトカイン」を分泌します。

分泌されたサイトカインは血液に乗って全身を巡ります。
実は、肩こりの筋肉の炎症もこのサイトカインによって引き起こされています。

炎症とはダメージを受けた細胞を回復させるための反応です。
普段、免疫細胞はダメージを受けた細胞を見つけると、サイトカインを分泌します。

そして、ダメージを受けた細胞がサイトカインを受け取ると、ダメージを回復させるために、炎症を起こすのです。
しかし、風邪の時は風邪のウィルスを攻撃するためにも、サイトカインが分泌されています。

つまり、風邪の時は大量のサイトカインが血液中に存在するため、肩の筋肉は普段よりも過剰に炎症を起こしてしまい、その結果、元々の肩こりの痛みが増幅されてしまうのです。

 

もしつらい肩こりでお困りならぜひ一度当院へご相談ください。

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