過換気症候群の症例

過換気症候群の症例①

【患者】

30代 男性

 

【来院日】

2017年 8月

 

【症状】

ある日突然電車勤務で電車に乗っていた時に突然呼吸困難になり息苦しくなった。

息苦しさが2分ほど続いて不安になり翌日に病院に行き検査を行ったがとくに体に異常はみられず健康だと言われた。

しかし、その2週間後に疲労がたまり電車で帰宅しているときにまた同じように息苦しくなり、手足や唇周りがしびれるような感じに襲われた。

何か怖い病気にかかっているのではないかともう一度病院に行ったところ、過換気症候群と診断され、薬療法を行っていたがあまり良くならず不安感が強くなっていく一方、夜も眠れなくなるほど体調が悪くなっていった。

 

【治療内容と経過】

初診時に今まで起こった症状や普段の生活をどのように過ごしているのかを詳しく聞きたところ、考え事が多く自分を責めやすい性格をしている。

問診時には座る姿勢もあまりよくなくうつむく姿勢が多かったので、姿勢による背骨のゆがみによって神経や血管が圧迫され、余計に嫌な考え事が増えているのではないかと考えた。

背骨の検査を行うと、第2頸椎、第5頸椎、第8胸椎、第5腰椎にゆがみが生じており、そのゆがみの影響で左右僧帽筋、左肩甲挙筋、右腓腹筋に反応が見られたので、このゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、もう一度始めと同じように背骨の検査を行うと、第5頸椎、第8胸椎、第5腰椎のゆがみは改善され、右僧帽筋、左肩甲挙筋の反応は改善されたが、ゆがみの強かった第2頸椎のゆがみ、左僧帽筋、右腓腹筋の反応が残ってしまった。

この残ったゆがみや反応は今回これ以上施術を行ってもよくなっていかないので、次回に改善を試みる。

次回の施術までに身体が元のゆがんだ状態に戻ってしまわないようにするため、自分でできるアフターケアや、日常生活での姿勢の維持を行うように指導を行った。

2診目、前回の施術が終わってから身体の調子はどうかと伺うと、まだはっきりとした変化はわからないが気持ちは少し楽になってきているとのこと。

前回残ってしまったゆがみや反応が気になっていたので背骨の検査をもう一度行ったところ、第2頸椎、第5頸椎のゆがみが見られ、左右僧帽筋、右肩甲挙筋、右腓腹筋の反応が見られたので、今回はこのゆがみや反応を改善していくように施術を行っていく。

前回改善したゆがみや反応がまた出ているということは、アフターケアや日常生活での姿勢の維持があまりできていないためこのように出てくるのである。

新たに出てきた反応は、改善した方向と逆の方向にゆがもうとしているのでそれ以上その方向にゆがまないように出てくる反応である。

施術後、第2頸椎、第5頸椎のゆがみは改善され、左右僧帽筋、右肩甲挙筋、右腓腹筋の反応は改善され身体をいい状態に持っていくことができた。

しかし、今回みたいにまた元のゆがんだ状態に戻りやすい状態なので、そうなってしまわないよう、アフターケアや日常生活での姿勢の維持をしっかり行うように指導を行った。

3診目、前回の施術後身体は良い状態にすることができ、身体に変化がないかどうか伺ったところ、寝ようとしたときに眠れるようになり、呼吸困難が起こる頻度が下がってきている。

施術効果がしっかりと出てきているので、この調子で施術を続けて行っていく。

今回も身体が元のゆがんだ状態に戻っていないかどうかチェックするため、背骨の検査を行ったところ、第2頸椎が少しのゆがみが生じており、そのゆがみの影響で右僧帽筋に反応が見られたので今回はこのゆがみと反応を改善していくよう施術を行っていく。

アフターケアや姿勢の維持ができていなかったためゆがみや反応が出てきているので、施術後にはもう一度しっかりと指導を行い必要性を伝えるようにする。

施術後には第2頸椎の反応、右僧帽筋の反応は改善され身体は良い状態にすることができたのでこのいい状態の体を維持できるようにアフターケア、姿勢の維持をしっかり行うように指導を行い、適度な運動をするようにと新たに指導を行った。

4診目、良い状態の身体になり始めてから数日が過ぎ、身体の調子を伺うと、前回よりもさらに呼吸困難の頻度が下がり、手足の先や顔のしびれの頻度も下がってきている。

ゆがんでいた身体は順調に変わってきており、背骨の検査を行ったがとくにゆがんだところはみられず、神経伝達や血液循環も良くなっている。

ゆがみはないが、右肩甲挙筋に少し反応があったのでこの反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、右肩甲挙筋の反応は改善され身体は良い状態を保てる身体になっているのでこれで一度施術を終了とし、今の良い状態の体を維持していくため月2回のペースで身体のメンテナンスとして施術を行っていく。

 

【同時に治療した症状】

息切れ・しびれ

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・日常生活での姿勢指導・運動指導

 

 

 

 

 

過換気症候群の症例②

【患者】

10代 男性

 

【来院日】

2017年 10月

 

【症状】

ある日突然、学校に行こうとした際に息苦しくなり、顔面や手足の先がしびれるような感覚に襲われるようになった。

その症状が起こりだしてから、またこの間みたいに症状に襲われるのではないかと考えるようになり、朝から何度か症状が起こり時間通り学校に行けずに困っていた。

夜寝る時も、朝に「またあのしんどさが来るのか」と考えると眠れなくなり、なかなか寝付けずぐっすりとした睡眠もとれていない。

 

【治療内容と経過】

初診時、具体的にどのようなときにおこるのか、またその時の体調などをしっかりと聞き原因は何かと突き止めたところ、日常生活でのリズムや姿勢の問題によって症状が起こっているのではないかと考え治療を行っていく。

身体を調べたところ姿勢の問題もあり身体がゆがんでいないかどうか調べたところ、第2頸椎、第8胸椎、第4,5腰椎間にゆがみが見られ、そのゆがみによって右僧帽筋、右肩甲挙筋、左右僧帽筋に反応が見られたので、この度は宇賀神や反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第8胸椎、第4,5腰椎間のゆがみは改善され、右僧帽筋、左腓腹筋の反応は改善されたが、ゆがみの強かった第2頸椎のゆがみがまだ少し残り、右肩甲挙筋、右腓腹筋の反応が少し残ってしまった。

ゆがみは少し改善され反応は少し残ってしまったが今回の治療は十分行えたので次回施術を行うまで時間も少しあくので、また元のゆがんだ状態に戻ってしまわないよう自分でできるアフターケアや、日常生活での姿勢を気を付けるようしっかりと説明し、指導を行った。

2診目、前回の施術後から身体に違和感が出ていないか、身体の調子はどうかと伺ったところ特に悪くなったような感じはみられず、少しだが朝に起こっていた発作も落ち着いてきている。

効果がしっかりと出ているので、続けて背骨の調整を行っていく。

前回残ってしまったところや身体全体をもう一度チェックしたところ、第2頸椎、第4,5腰椎間にゆがみが生じており、右僧帽筋、右肩甲挙筋、右腓腹筋に反応が見られたので今回はこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

前回良くなっていたはずのところにゆがみや反応が出てくるのは、アフターケアや、姿勢の維持ができていないときに戻りやすい。

施術後、第2頸椎、第4,5腰椎間のゆがみは改善され、右僧帽筋、右肩甲挙筋、右腓腹筋の反応が改善された。

しかし、まだ身体は元のゆがんだ状態に戻りやすいので、今回みたいにまたゆがんで元の状態に戻ってしまわないようアフターケアや、姿勢の維持を行うようにもう一度しっかり説明し指導をおこなった。

3診目、2診目が終わってから身体の調子を伺うと、朝に起こっていた息苦しい発作が無くなりつつあり、夜もしっかり眠れるようになり時間通りに学校に行きやすくなってきている。

前回の施術後に身体は整っていたがもう一度背骨を検査したところ、第2頸椎に少しのゆがみが生じており、右肩甲挙筋に反応があったので今回はこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第2頸椎のゆがみ、右肩甲挙筋の反応は改善され、身体は良い状態にすることができた。

今回はしっかりと姿勢の維持やケアができていたのでゆがみや反応も少なく身体の良い状態を保つことができていた。

この調子で身体を維持して良い状態を保てるようにしっかりと指導、施術を行っていく。

4診目、最近の身体の調子を伺うと、何の問題もなく普通に学校に行けるようになり、息苦しさや顔や手足の先がしびれるようなことも無くなり快適に生活をおくることができている。

身体の検査を行ったところ、とくにゆがんだところはみられず、右僧帽筋に少しの反応があったため、今回はこの反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、右僧帽筋の反応は改善され、身体は良い状態にすることができた。

身体はもう良い状態を保てるようになってきており、症状もすごく軽くなってきているので、これで一度施術を終了とし、身体がまたゆがんで不調を起こしてしまわないよう、月1回のペースで身体のメンテナンスとして施術を行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり、不眠症

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導

 

 

 

 

 

過換気症候群の症例③

【患者】

30代 女性

 

【来院日】

2017年 11月

 

【症状】

1か月ほど前、電車通勤をしている途中に突然、息がしずらくなり2分ほどしびれるような感覚に襲われた。

初めは疲れているから起こったのであろうと思っていたが、それが疲れていない時にもあったのでおかしいと思い、病院に行ったが身体には特に異常もみられず何もなかった。

しかし何日か経つとまた同じように息切れやしびれが出てくる。

 

【治療内容と経過】

初診時、問診などから、よく考えこみ当時によく上司から怒られていたそうだ。

その影響や疲れ方起こった疲労で自律神経が障害されて過換気症候群になったのではないかと考えた。

その過換気症候群になった根源である自律神経障害を改善していくように施術をしていく。

自律神経は背骨の中心、脊髄を通っているので、脊髄に何らかの問題やずれが生じている場合に症状として表れやすいので背骨の検査を行った。

検査を行ったところ、第2頸椎、第5頸椎、第4,5腰椎間にゆがみが生じており、このゆがみの影響で左右僧帽筋、右肩甲挙筋、左右腓腹筋に反応が見られたので、このゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第2頸椎、第5頸椎、第4,5腰椎間のゆがみは改善され、左右僧帽筋、右肩甲挙筋、左右腓腹筋の反応は改善され、身体は良い状態になった。

しかし、まだ身体は元のゆがんだ状態に戻りやすい状態なので、戻ってしまわないよう自分でできるアフターケアや、姿勢に気を付けるよう指導を行い、次回も身体の様子を見て施術を続けていく。

2診目、前回の施術が終わってから身体に変化はないか伺ったところ、身体の変化はあまり見られなかったが、身体が軽くものすごく楽だった。

施術効果がしっかりと出ているので、前回と同じよう背骨がゆがんでいないかどうか検査を行い、施術を行っていく。

背骨の検査を行うと、前回改善されていた第2頸椎、第5頸椎にゆがみが生じており、そのゆがみの影響で、右僧帽筋、右肩甲挙筋に反応があったので、このゆがみと反応を改善していくよう施術を行っていく。

このように一度改善した、ゆがみや反応が現れるのは、姿勢の維持や、アフターケアがしっかりできていないと現れやすいのでそのことをしっかりと説明し、施術を行っていく。

施術後、第2頸椎、第5頸椎のゆがみは改善され、右僧帽筋、右肩甲挙筋の反応は改善された。

背骨は整い反応もなく身体は良い状態にすることができたので、またゆがんでしまわないようもう一度しっかりとアフターケアや姿勢の維持をするよう説明を行い、次回もゆがんでいないかどうか検査を行い施術を行っていく。

3診目、2診目が終わってから身体の変化がないか伺ったところ、急に起こっていた息切れもなくしびれるような感じもなり身体が楽で毎日が過ごしやすくなっている。

前回一度整った背骨がゆがんでしまっており、今回もゆがんでいないかどうか検査を行ったところ、特にゆがみはなく、右僧帽筋に少しの反応があったので、今回はこの反応を改善していくよう施術を行っていく。

施術後には反応も改善され、身体は良い状態になり良い状態を十分に保てる身体になっているので、これで一度治療を終了とし、身体がまたゆがんで症状が出ないように月に1回のペースで身体のメンテナンスとして施術を続けていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導

 

 

 

 

 

過換気症候群の症例④

【患者】

20代 男性

 

【来院日】

2018年 1月

 

【症状】

会社で自分で考えたテーマを発表する前に、息苦しくなり、考え事が多くなり不安に感じすごく緊張していた。

その時にただ単に緊張していただけなのだと思い込んでいたが、通勤中、「今日も発表することがあるのか」と考え事をしマイナスな思考になった時電車の中で急にしんどくなり、手足がしびれ、顔までもしびれてきたので何かの病気ではないかと思い病院に診察を受けに行ったところ、特に身体に問題はなく至って健康だと言われたが、もしかしたら過換気症候群ではないかと言われ、当てはまる項目を見ていると確かにそうかもしれないと思い治療に取り掛かっていたが、一向に良くならず変わっている気がしない。

過換気症候群がいつ起こるのかもわからず、ずっとマイナス思考でいてると夜も眠れず、朝起きたときは身体がすごくだるく、疲れがなかなか取れない。

その影響か肩こりや首こりが気になりだしている。

 

【治療内容と経過】

初診時、過換気症候群の症状が出るときや起こるとどのような症状が起こるのか詳しく聞いたところ、自律神経が障害されているのではないかと考え、その根源を調べることにした。

身体の検査をしていると、背骨がゆがんでいるのに気づき、背骨を入念に検査すると第2頸椎、第5頸椎、第7,8胸椎間にゆがみが生じており、そのゆがみの影響で、右僧帽筋、左右肩甲挙筋、左右腓腹筋に反応があったので、このゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、ゆがみや反応をみていくと、第2頸椎、第7,8胸椎間のゆがみは改善され、右僧帽筋、左右肩甲挙筋、左右腓腹筋の反応は改善されたがゆがみの強かった第5頸椎がまだ少しゆがんだ状態なので、次回までに元のゆがんだ状態に戻ってしまわないように自分でできるアフターケアや姿勢の維持を行うように指導を行った。

2診目、前回の施術が終わり身体に変化がないか伺ったところ、肩こり、首こりがましになり楽になった。

しっかりと効果が出ているので続けて背骨がゆがんでいないかどうかを検査し、施術を行っていく。

背骨を検査すると第2頸椎、第5頸椎にゆがみが生じており、右僧帽筋、左腓腹筋に反応が見られたのでこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

前回改善されたゆがみや反応が出ているのは姿勢の維持や筋肉の疲労などによって生じてくるのでこのように良い状態の体ができるまでは背骨がゆがんでしまうのです。

施術後には第2頸椎、第5頸椎のゆがみ、右僧帽筋、左腓腹筋の反応は改善され身体は良い状態にすることができたが、まだ元のゆがんだ状態に戻りやすいので次回も今回と同じように背骨がゆがんでいないかどうか検査し施術を続けていく。

3診目、前回の施術が終わり身体の調子を伺うと、考え事をしたときに起こっていた発作も頻度がだんだんと下がってきており、過換気症候群が起こったとしても症状が前と比べ軽減しているのがわかる。

前回整った背骨がゆがんでいないかどうか検査を行ったところ、とくにゆがんだところもみられないが右肩甲挙筋に反応があったのでこの反応を改善していくよう施術を行っていく。

施術後、身体は良い状態になり、良い状態を保てる身体にすることができた。

しかし、過換気症候群の本来の症状がまだ出ているので治療を続けて行っていく。

4診目、過換気症候群の症状に変化があったかどうか伺うと、今まで発作を起こししんどくなっていたが、最近は全くそういったこともなく身体も軽く肩こりや首こりも気にならなくなっている。

背骨の検査を行うととくにゆがんだところもみられず、右僧帽筋に少しの反応があるだけだったので、今回はこの反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、反応があった右僧帽筋の反応は改善され、身体は良い状態になったので、これで一度施術を終了都市、今の良い状態の体を維持していくために月に1回のペースで身体のメンテナンスとして施術を続けて行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり、首こり

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導

 

 

 

 

 

過換気症候群の症例⑤

【患者】

10代 男性

 

【来院日】

2018年 1月

 

【症状】

ある日の朝学校に行こうとした際、突然の息苦しさに襲われるようになり、学校に行こうとしたときに頻発して起こるようになっており、決まった時間に学校に行けず困っている。

思い当たる原因は特になく、最近肩が少しこっている感じがする。

普段は神経質で些細なことも気になり、よく考えこむ性格をしており責任感も強い。

 

【治療内容と経過】

初診時、問診などから自律神経が過敏になっている状態で、その影響で過換気症候群になっているのではないかと考えた。

その自律神経が過敏になっている根源を探すために身体全体を検査することに、特に気になったのが頸椎、胸椎いわゆる背骨である。

日常生活での姿勢について伺ってみると、「考え込むようになってからよくうつむくことが多くそれが癖づいて猫背のような姿勢をとることが多くなった。」

間違った姿勢をとると身体がゆがんでしまい、その背骨の中を通っている神経や血管などが圧迫されてしまい、自律神経症状として過換気症候群になっていると考えた。

そこで先ほど気になった背骨をもう一度見たところ第2頸椎、第5頸椎、第7胸椎がゆがんでおり、そのゆがみによって左右僧帽筋、右肩甲挙筋、左右腓腹筋に反応が出ていたので、このゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第2頸椎、第5頸椎、第7胸椎のゆがみは改善され、左右僧帽筋、右肩甲挙筋、左右腓腹筋の反応も改善され、身体は良い状態にすることができたが、元のゆがんだ状態に戻りやすいので次回も続けて背骨を検査しゆがんでいないかどうかみてから施術を行っていく。

元のゆがんだ状態に戻ってしまわないよう自分でできるアフターケアや日常生活での姿勢を維持できるようしっかりと指導を行い次回の身体の様子をみて施術を続けていく。

2診目、前回の施術が終わり身体の調子を伺うと肩のこりがましになっており、朝起こっていた息苦しさの頻度も下がってきている。

効果がしっかり出ているので、続けて背骨を検査し施術を続けていく。

第2頸椎が少しゆがみ、そのゆがみの影響で右僧帽筋、右肩甲挙筋がゆがんでいるのでこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

姿勢の維持ができていなかったのか前回改善されていたところがゆがみ筋肉も反応として痛みが出ていた。

施術後、第2頸椎のゆがみは改善され、右僧帽筋、右肩甲挙筋の反応も改善され身体は良い状態になった。

元のゆがんだ状態に戻らないようもう一度しっかりとアフターケアと日常生活での姿勢の維持を行うように指導を行い、適度な運動もするように指導を行った。

3診目、前回整った身体も少しだけだがゆがんでしまっていたが、身体の調子が気になるので聞いてみた。

朝に息苦しさで悩んでいたが最近は起こらなくなってきており、しっかりと決まった時間に学校へ行けるようになってきている。

身体も良い状態になってきているので、このままもう一度背骨の検査を行うととくにゆがんだところはみられず、右僧帽筋に少しの反応があったためこのゆがみを改善するように施術を行っていく。

施術後には右僧帽筋に反応も改善され身体は整い良い状態にすることができ良い状態の体を維持できる身体にすることができたので、これで一度施術を終了とし、身体がゆがんでまた過換気症候群の症状が出てこないようにするために月1回のペースで身体のメンテナンスとして施術続けて行っていく。

 

【同時に治療した症状】

肩こり

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導・運動指導

 

 

 

 

 

過換気症候群の症例⑥

【患者】

20代 女性

 

【来院日】

2018年 2月

 

【症状】

電車を乗って会社から帰宅している途中、突然息苦しくなり上手く呼吸ができずに倒れかけた。

その息苦しくなった時に手足がしびれるような感じがし、顔もしびれるような感じになり、冷や汗や動悸も感じた。

その時は疲れているから寝たら治るだろうと思い放っておいたが、また数日後に同じような症状に突然襲われるようになった。

病院に行き検査を行ったが特に身体に異常はみられず至って健康だと言われ薬も飲んでいたが一向に良くならない。

 

【治療内容と経過】

症状を詳しく聞くため問診などで詳しく聞いたところ、自律神経が障害されているのではないかと考え、自律神経と関係するところを入念にチェックしたところ、背骨がゆがんでいるのが気になった。

背骨が気になったので背骨を詳しく検査したところ、第2頸椎のゆがみが強く、第8胸椎、第4,5腰椎間のゆがみが見られ、そのゆがみの影響で、左右僧帽筋、左肩甲挙筋、左右腓腹筋に反応が見られたので、このゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、第8胸椎、第4,5腰椎間のゆがみは改善され、右僧帽筋、左右腓腹筋の反応が改善されたが、第2頸椎のゆがみが強かったためまだ少しゆがみが残り、左僧帽筋、左肩甲挙筋の反応も残った。

次回にこのゆがみと反応を改善できるように施術を行うが、元のゆがんだ体に戻りやすく、戻ってしまわないように、自分でできるアフターケアや、日常生活での姿勢を気を付けるように指導を行った。

2診目、前回の施術が終わり身体の調子を伺うと、施術後から身体が軽くすごく楽になった。

しびれも手足や顔に出ていたが、今回は症状もでず、普通に生活をおくれており、薬も飲んでいない。

身体も調子良くなっているので、続けて施術を行う。

前回と同じように背骨の検査をすると前回ゆがみが残っていた第2頸椎のゆがみが見られ、左右僧帽筋、左肩甲挙筋に反応が見られたのでこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

前回改善された筋肉の反応もゆがみが改善されないときはまた反応として表れやすいのでゆがみの改善を試みる。

施術後、第2頸椎のゆがみは改善され、左右僧帽筋、左肩甲挙筋の反応は改善され身体は良い状態になったが、まだ身体は元の状態に戻りやすい状態なので、そのことを伝え今回みたいによくなったところも反応が出ないようにしっかりとアフターケアと日常生活での姿勢を維持するように指導を行った。

3診目、2診目の施術が終わり良い状態の身体になっていたので、身体の調子を伺うと電車を乗っているときもしんどくならず、冷や汗や動悸も落ち着き前回から起こらなくなっている症状も全く起こらないようになっている。

良い状態の身体になっているので、ゆがんでいないかどうか検査を行い施術を行っていく。

検査をすると、特に気になるゆがみはないが、ゆがもうとしているため右僧帽筋、左肩甲挙筋に反応があったのでこの反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、出ていた右僧帽筋と肩甲挙筋の反応も改善され、身体は良い状態にすることができ、良い状態を保てる状態の体にすることができたため、これで一度施術を終了とし、身体がまた元の状態に戻ってしまわない、良い状態を保てるように月1回のペースで身体のメンテナンスとして施術を続けて行っていく。

 

【同時に治療した症状】

しびれ、動機

 

 

【施術方法】

背骨調整・姿勢指導

 

 

 

 

 

過換気症候群の症例⑦

【患者】

10代 男性

 

【来院日】

2018年 4月

 

【症状】

数年前、学校で発表会がありものすごく緊張した際、突然息苦しくなり、手足の先や顔面部(特に口周り)がしびれるような感じになり保健室へと運ばれた。

当時教師からは軽い貧血で倒れたのだと言われ貧血だと思っていたが、めまいや立ち眩みなどはなかった。

症状が気になるので病院に受診するが、至って悪いところも見つからず健康だと言われ安心していたが、緊張するたびにしんどくなりやすく、息切れなどの症状が出るようになっていた。

 

【治療内容と経過】

初診時、今までどのようなときに症状は起こりやすくどのようにしんどくなるかなどをしっかりと問診などで聞いたところ、自律神経が乱れ、その乱れた影響で過換気症候群になっているのではないかと考えた。

その自律神経が一番乱れやすいのが身体の背骨の部分であり背骨がゆがんでいないかどうかを検査したところ、第2頸椎、第5頸椎、第5腰椎にゆがみが生じており、そのゆがみの影響で左右僧帽筋、左右腓腹筋に反応があったので、このゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後第2頸椎、第5頸椎、第5腰椎のゆがみは改善し、左右僧帽筋、左右腓腹筋の反応は改善され、身体を良い状態にすることができた。

しかし、良い状態を保つためには術後のケア、日常生活上での姿勢の維持がすごく大事で、これができていないと元のゆがんだ状態に戻りやすいため、しっかりと自分でできるアフターケア、日常生活での姿勢の維持をするように指導を行い、次回身体の調子を伺い背骨がゆがんでいないかどうか検査する。

2診目、前回の施術が終わり、何か身体に変化がないかどうか伺ったところ、施術後から緊張する時に起こっていた息苦しさやしびれが起こらなくなり身体がすごく軽くなっている。

このように身体に良い反応が出ており結果が出ているので続けて背骨の検査をし、施術を続けて行っていく。

背骨の検査をすると、第2頸椎が少しゆがんでおり、右僧帽筋、右腓腹筋に反応があったので今回はこのゆがみと反応を改善していくように施術を行っていく。

姿勢の維持やケアができていないと身体は良くなっていても、根本である背骨がよくなっていないとまた症状が出やすいので、しっかり行うように説明をし施術を行う。

施術後、第2頸椎のゆがみは改善され、右僧帽筋、右腓腹筋の反応も改善され、身体は整い良い状態にすることができた。

初めに説明したように、ケアと姿勢の維持をしっかりするようにもう一度しっかりと説明を行い、軽めでいいので運動もするように伝え様子を見て施術を続けていく。

3診目、2診目の施術が終わってから身体に変化がないかどうか伺ったところ、過換気症候群の症状は起こらず手足や顔に起こっていたしびれも初診時の施術が終わってから起こらなくなっている。

身体もすごく軽く最近は軽い運動も行うようにしている。

良い状態の身体を維持するようにケアや日常生活での姿勢を気を付けるように伝えてから背骨の検査を行うと、特にゆがんだところはなく、運動をしている際の筋肉痛として左右腓腹筋に反応があったため、今回はこの反応を改善していくように施術を行っていく。

施術後、もう一度身体の検査を行うと左右腓腹筋の反応は改善され、身体は良い状態になり、良い状態の体を維持できるようになっているので、これで一度施術を終了とし、良い状態の身体を維持していくように月1回のペースで身体のメンテナンスとして施術を続けて行っていく。

 

【同時に治療した症状】

腰痛

 

【施術方法】

頸椎調整・背骨調整・姿勢指導・運動指導